関西大学 体育会陸上競技部 部員日記
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2014年7月
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2014/07/06(日) 一人でも多くの方に物理の美しさを感じてほしい
 みなさん本日もお疲れ様です。関西大学システム理工学部物理応用物理学科量子多体物理研究室の秀平直人です。いや〜それにしても自己紹介するのに少し疲れる程長いです。でも私はこれからのプレ卒研・卒研などの各プレゼンにおいて言わなければならないので、一息でかまずに言えるように今のうちから練習しておきます。
 物理というのは莫大な想像力を要求してくる学問であって、おそらくみなさんが考えているような数式をいじくりまわすようなものではありません。半分以上何をやっているのか私もわかりませんが、難しいことをやっていて自然の法則に触れることができた時の喜びは並々ならぬものではありません。
 
 

 もう少し物理について話させてください。物理には大きさのみを表すスカラー量と大きさと向きを表すベクトル量があるのですが、一般的には大きさを一生懸命合わせようとします。しかし、計算結果などで大きさを間違うよりも向きを間違えることがかなり危険であるということを、物理を学んでいて強く教え込まれました。
(例えば、車のアクセルを踏んで後向きに進んだら事故が起きます。)

 このことを聞いたときに、部活の組織についても同じことがいえるのではないかと思いました。部活というのは、和気藹々といわば無神経に入れる場所だと思います。でも実は無神経でいられる場所ほど、実は細心の神経を求めます。というのも、一人が違う方向を向いていて組織という家の壁にひびを入れたとします。たとえ見慣れて、それを笑いの種に変えられたとしても、そこから確実にすきま風は吹いてきます。笑っていても、風には吹かれる。
 立ち上がって、そのひび割れを埋める作業をしなくてはなりません。そのひび割れを恥ずかしいと感じなければいけない。でも、部員一人一人の向きを揃えることは簡単ではありません。
 それにはなにかしらの役割を持つ、部活の一員としての自分。先輩としての自分。後輩としての自分。男としての自分。女としての自分。すべてに「自覚」がいります。
 恐ろしく面倒で、重苦しい「自覚」というものが必要です。
 どれだけ大きさ(速さ)を持った部員が揃っていても、ちゃんとした組織を持って、部員をまとめることの方が数段難しいです。
 
 

 うまいこと話をまとめることができず、発散してしまいそうなので私の話はここらへんにしておいて、次の偉大なる方にバトンタッチします。

 みなさんは松本道義を知っているでしょうか。そう我々関西大学陸上競技部次期副主将の名を。中学高校副主将と着実にキャリアを踏みとうとう大学までもその遺憾ない実力を発揮しリーダーとなった人物。本物のリーダーが語る言葉は深く、力強く私たちの心に刺さります。それは、人格と豊富な経験に裏打ちされた言葉の魔力なのです。本物のリーダーと初級のリーダーがまったく同じことを語ったとしても、説得力が明らかに違うということを彼は見せてくれるでしょう。決選投票後間もないこのタイミングで、私たちの副主将からはどんなお言葉が紡ぎだされるのか。明日が非常に楽しみです。それでは宜しくお願いします。


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