★FC熊野コーチ日誌★
ここはFC熊野コーチ群が、練習・試合の様子を皆様にレポート報告する場所です。
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2008/11/25(火) U-8大会二日目(順位リーグ)
U-8戦二日目は堂々の一位リーグに出場、天候は初日とうって変わり肌寒い曇り空から雨へと厳しいコンディションとなりましたが、子供達は決勝を含めた三試合を一生懸命戦い抜きました。
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<第一試合>
VS FCレパード 6-0 Win!!(ジオン・タクマ・アヤト・ソラ・ハルヤ・リュウマ)
<第二試合>
VS 下赤塚FC 1-0 Win!!(ジオン)
<第三試合-1位パート順位決定戦>
VS 桜川SC 1-2 Lose(タクマ)・・・準優勝
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昨日の予選リーグ、実はコーチは何か攻撃の展開に「物足りなさ」を感じていました。二砂杯以降採用した2バックで攻撃陣の数は増えているのに・・・と。そこで、そもそも何故攻め気の強いジンとリュウマをサイドバックのか?と立ち返ったところ、積極的に前に出ることが出来るサイドバックとしての彼らの魅力、つまり守備陣が押し上げる、全員一体となって攻め上がる怒濤の二年生の攻撃力が、守備意識が強くなる2バックの採用によってうまく発揮できていない?トップ下のタクマも位置が守備側に深くなる?前線、サイドの役割分担も中途半端になったりしている?という仮説に到りました。
ということで順位リーグ第一試合対レパード戦、前日も力強いクリアでチャンスをつくったカズキをセンターに両翼を前にとる3バックで臨みましたが、見事な波状攻撃を展開し6-0で完勝。みんなが仮説を実証し、よしっ、とコーチはここで今日の「決戦のかたち」の答えを決めたよ。
ただ第二試合は攻めあぐねた(汗)、というか下赤塚FCの選手から「先に触る」「強く蹴る」という基本の大切さ、それを試合で徹底することの強さを勉強しました。そんな強敵を仕留めたのは後半、前日も炸裂した本大会優秀選手を獲得したジオンのコーナーキック。でもこれはね、練習で繰り返したコーナーキックの時のポジショニング、蹴るまでペナルティエリアに入らずそこから飛び込む、という約束を守ったからこそゴール際の鋭いキックがネットを揺らすという結果になったってFUKAコーチも褒めてくれたとおり。基本が武器の相手にみんなも基本で応酬したということです。
向かえた決勝戦、やはり向かいのエンドに立っていたのは、圧倒的な破壊力でこの舞台に勝ち上がってきた宿敵桜川SC。子供達同士が約束していた通りのRed Sox Derbyは夏の大会の決勝戦の再現に。違っていたのは8人・8分制いうことと、ついに待ちきれなくて本格的に降り出した晩秋の冷たい雨でした。
前半早々桜川に先制を許しますが、攻め込んでいたのは熊野、程なく得たフリーキックのチャンスを、本大会100%の決定率を誇るタクマが決め勝負を振り出しに戻します。このまま前半は終了、非常に悩ましい判断でしたが流れを見て後半も交代無しで突入。なおも積極果敢な攻撃で桜川エンドに攻め込みチャンスを狙いますが、後一本が繋ぐ事が出来ません。そしてついに一番怖れていた中央のこぼれが球から桜川十八番のカウンターアタックを許し失点。KOBA、何とも言い難い展開にあって本大会のワンダーボーイ、ハルヤを投入する決断に至れずそのまま試合終了のホイッスル。あと一歩のところで惜しくも栄冠を掴み損ねてしまいました。
もちろん、まず讃えるべきは勝った桜川SC。シュート数では熊野が勝るも「ここぞ」のチャンスを確実に決める決定力、その原動力となっている左右の足を使えるエース(たち)。センス抜群のゴールキーパー。そしてなによりも・・・「熊野に勝つんだ!」「夏の雪辱を晴らすんだ!」「今回は優勝するのは俺たちだ!」という強烈な意志。勝利を収めながら号泣していた姿は、敵ながら感動を禁じ得なかった。本当に素晴らしいチームです。
では勝利を逃した熊野のみんなが技術や気持ちで負けていたのか?決してそうではない。この決勝戦まで無失点全勝で勝ち上がってきたこと、決勝戦で初失点し且つ1点差決着であったこと、相手は宿敵桜川SCでありみんなが彼らと戦うことを望んでいたこと、そして・・・この一戦に「勝つ」という強い思い。すべての状況は夏の大会と同じであり相手に何一つ劣るものはない。ただ一つ違ったのは、今回は「FC熊野が惜敗の準優勝」という結果のみ。その責任はすべてコーチにあります。
だからみんな胸を張ってほしい。今日みんなが流した涙が糧となる日がきっと来るよ。なによりも「負けたことから学ぶ」ということが実際に存在するということを、今回桜川SCのみんなが教えてくれたじゃん。
本日をもって我々FC熊野低学年Aチームはチャンピオンの看板を一旦おろします。明日からは新しい目標に向かってコーチも頑張る。みんなも一緒に頑張ろう!君たちなら必ず出来る!
最後に改めて・・・準優勝本当におめでとう!そして本当にありがとう!
KOBA
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<保護者の皆様へ>
大会を通じて送迎、応援他様々なサポートを存分に頂き誠にありがとうございました。改めまして深く御礼申し上げます。
また、今日はあいにくの天候状況で、皆さんからお預かりしている大事なお子さんを冷たい雨に濡らしてまで、勝負にこだわり、勝負に徹した采配をとりながら、結果に結びつけることが出来なかったことを悔い、あくまで個人的にですが責任を感じております。
いうまでもなく子供達は十二分にやってくれました。私は彼らに「コーチの目を見て話を聞きなさい」と言い続けてきましたが、本日大粒の涙に溢れる彼らの目を私なりに受けとめ、冬の大会に向け再びがんばって行きます。保護者の皆様におかれましては今後とも変わらぬご支援を頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。


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