★FC熊野コーチ日誌★
ここはFC熊野コーチ群が、練習・試合の様子を皆様にレポート報告する場所です。
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2009年11月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新の絵日記ダイジェスト
2018/05/05 板橋U8(2年以下)ジュニアカップ
2018/05/04 6ブロックハトマーク大会
2018/05/03 5年JAカップ予選
2018/02/26 板橋U11ジュニアカップ(5年大会)
2018/02/25 板橋U8ジュニアカップ(2年大会)

直接移動: 20185 2 月  201712 5 4 3 1 月  201612 11 10 9 8 7 6 5 4 1 月  201511 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201312 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201212 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201112 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  201012 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200912 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200812 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200712 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 月 

2009/11/10(火) 11月8日分◇U-8ジュニアカップ<Aチーム:順位リーグ>
◆RESULT■□
順位リーグ戦@ vs 北前野 3-0 ○ (マサノリ×2、カンタ)
順位リーグ戦A vs リトルインディアンズ 5-0 ○ (カンタ×2、マサノリ、リュウト、ソウタ(ホ))
優勝決定戦 vs ペガサス 5-2 ○ (マサノリ×2、カンタ、ジン、ソウタ(ホ)) 

まずは初戦に入る前に話したこと。大学生がJリーグのチームに勝ってしまうことがあるのがサッカー。あの夏大会のチャンピオンが三位リーグ制覇をも逃してしまうのがサッカー。過去の対戦結果などから勝手に相手との力関係を邪推せず、出来ることを確実にしよう、とまぁこんなお話。
第一試合北前野戦、シュートがポストに嫌われゴールが遠い、といってる間にもカンタのハーフボレーがまたバーに、とマサノリがヘッドで詰めて何とか先制。後半カンタがセンターサークル付近から突破しそのままゴール左隅に突き刺し追加点、続くマサノリの駄目押し点もあってまず一勝、あと二つ。ちなみにシュート数は熊15⇔北3。
第二試合は対リトル。ここでもなかなか空かないゴールの扉、でこれをこじ開けたのが何とコーナーキックに見事にヘディングで合わせてみせたソウタ(ホ)、凄い!一年生の勇気と技術に触発されたか、カンタ、マサノリ、リュウトが負けじとゴールを重ねて5-0で完勝、決勝戦への切符をゲット、いよいよあと一つ。ちなみにシュート数は熊14⇔リ1(除くコーナーキック)。
夕刻前の傾く日差しに照らされたグラウンドには両軍の応援団がギッシリ、やっぱりこの決勝戦独特の雰囲気は何度経験しても…いいっ!決勝戦の相手はペガサス。ここまで無失点だからこそ、決して失点しても焦ってはいけない、と言い聞かせましたが、まさに予感的中、一進一退のシーソーゲームに。まず先制は熊野、マサノリのCKにイメージ通りにあわせたカンタのヘッド弾、お見事。ほどなく今度は自陣中程で与えてしまったFKをペガサス#7にきれいに決められ1-1。反撃の熊野、左ソウタ(ホ)→中カンタ→左追い抜くマサノリ→中のジン、バルサばりの素晴らしいパスワークに観客からおおぉ〜とどよめきがこぼれるなかジンが決めて2-1。後半早々に中盤のルーズボールを先に触れず、左サイドに繋がれての#5技ありのシュート、またまた2-2の同点に。うーん、苦しい。されどしかし決勝戦はかくあるべき。既に後半もなかほど、おそらく次の点を決めた方が勝つ、と思った矢先にソウタ(ホ)の一年生とは思えないトラップ&キープにたまらずペガサスがファール、ゴール右45°でFKをゲット。角度と射程そして今日のCKの出来からここまでのキッカーカンタをマサノリにスイッチ、この期待に見事に応えたマサノリ弾が左サイドネットに突き刺さり実に三度目の勝ち越し、三度目の正直だろっ!その後前線でのリュウトプレスで繋いだボールをマサノリの左足ループ弾が、そしてソウタ(ホ)の全身全霊の力を乗せたミドル弾がペガサスゴールのネットを揺らし(ついでにカンタのミドルはグラウンドを飛び出しマンションを揺らし)ついに…栄光の時を告げるホイッスル、お見事!熊野史上初のU8(二年生大会)制覇です!(>∀<*)人☆★祝☆★ぉめでd!!!
タイトル獲得はもちろん嬉しい、けれどそれ以上に練習で準備してきたことを、もちろんその全てではないけど、今の段階で最大限を発揮することが出来たことの喜びこそが大きく、深い。特に決勝戦のサッカーはこれまで見たどんな試合よりも素晴らしい内容。「どうやったらよりはやく多くのゴールを奪うか?」を選手達自身が考えて懸命にプレーしていたから。この学年はフォーメーション的な練習なんて一切してないしパスをつなぐ作戦も与えてない、でも君たちは時に丁寧に時にあの二点目のようにスペクタクルに繋ぐことができるんだ、これだけ「持ちたがり」のタレント集団なのに(笑)。自分たちのアイデアだからスムーズ、そしてなにより面白い。
そしてもう一つの喜びこそが本当の喜び、それは小熊達が大会を通じて目見えて「成長」するさま。決勝戦になってやっと見せてくれたソウタやヤマトのロングボールへのヘディング。懸命に前を勤めようとするユウトとリュウト。シーン別に即断を求められそれに応えるリョウタ、ショウスケ。優勝キーパーとして立つレイの姿。スピードに加えて技を駆使するジン。このカテゴリーでも十分に通用することを証明してくれたソウタ(ホ)。自分とチームの結節点を見つけつつあるマサノリはチームに新しい感性を与えてくれました。そしてキャプテンとして献身的なプレーを見せたカンタ。そんな中MVPはソウタ、KOBAコーチ的には断トツで。決勝のシュート数、熊20⇔ぺ4(含むFK2)を併せて二日目の被シュート数計は8、これは中盤の高いポジションでソウタがチェックしてくれたから。ありがとうソウタ!
さて、一つの大会が終わり、一つの成果を得、一段成長をしました。そして…さぁ次の成果と成長を。KOBAコーチは低学年が大会に勝利することまたは敗れることの「功罪」を、経験から誰よりもよぉ〜く知っています。冒頭のお話のチームはおそらく凄みを増して冬の荒川に帰ってくるでしょう。今回戦っていないチームの中にこそ最強のチームがいたりするもの、昨年のU7から全てチャンプが入れ替わっていることこそその証明。そしてなによりも低学年時に絶対王者だった君たちの先輩も今悩んでいます。
今週からまたボールに触る、「どうやったら…」を考える、日々進化するサッカー、ライバルに追いつく、追い越すために。大丈夫、コーチはそのための練習を沢山用意しているので信じてついてくればいい。あ、あとは「熊野以外の時間」を決してサボらなければだけど、ね!d(。ゝд・)
最後に改めて、本当に優勝おめでとう熊野Aチーム!そしてこの勝利を共に健闘したBチームと、サポート&応援してくださった保護者の皆様、そして大会運営関係者の方々に捧げます。二日間ご支援ご声援誠にありがとうございました。(^人^)感謝♪
KOBA


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.