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2009/02/12(木)
冬大会最終日〜低学年A板橋制覇!!のまき〜
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<低学年A> ★RESULT -> -> -> 準決勝:vs 高島平SC A /1-1 (PK4-2) ○ WIN!! 決勝:vs 桜川SC A /5-0 ○ WIN!! お見事!!熊野史上初の冬大会制覇&夏・冬連覇!! :*.;".*・;・^;・:\(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: -> -> -> RESULT★ いよいよ大会最終日、折り重なったテント村も勝ち上がったチームのみとなり、感じるゆとりが誇らしかったり緊張感を感じたり。高島平、ブルーそして桜川。熊野も含め何れも4/38にふさわしい強豪、まさにどこが勝っても紛れ無し。但し我等が勝る点がひとつ、それは大会「初日」から登場し勝ち進んできたのは僕たちだけということ。
準決勝は古豪強豪高島平。いやぁ…うまいね。止める、前を向く、蹴るという基本が徹底、さすがの強敵です。子ども達の平均ポテンシャルは板橋一じゃない?とFUKAコーチと感心しきり。とにかく待っていてはボールにさわれません。得意の勝ち気の試合運びでいい時間に先制できましたが、技ありのミドルシュートを喰らい同点に。以降一進一退の攻防の末タイムアップ、な、なんと準々決勝に引き続いてのPK戦!うーん、これも王座奪還のためには超えなくてはいけないハードルなのか…。でもその準々決勝の経験が効いたね。全員で話し合い前戦同様キーパーをタクに託し、同じキッカーでPK戦を戦いましたが、タクのセーブもさることながら今日はキッカーでつかんだ勝利といっていいでしょう。ラストのハルカを待たずして4人全員が素晴らしい落ち着きでネットを揺らし決勝戦への切符をつかみ取りました。
そしていよいよ決勝戦、相手は…強敵(とも)桜川。夏、学年大会、冬大会と三度(みたび)違わぬ決勝のカード。選手のコールを聞きながら、(桜川を含め)本当にすごいなこの子達って感心していました。運も紛れもある低学年の大会、その決勝戦が全てが熊野vs桜川。この運命的な巡り合わせ…いや運や紛れも吹き飛ばすこの子達の力が互いをこの場所に引き寄せるんだろうなぁ。っとぉ、感傷的になっとる暇はない。三度でも何度でも最強の赤ソックスをかけていざRed socks Derbyに突入! 決戦は終始熊野ペース、混戦から泥臭く押し込むシュート有り、サイドから切り崩すシュート有りとフォワード陣が躍動し、中盤陣が厳しいチェック、また自軍のゴールネットを割るはずのボールを何度もディフェンダー陣が蹴り返し…この大会一番のゲーム運びだったかな。リードする展開にあって決して油断せず、あの一分で一点取る破壊的な攻撃力を持つ桜川を見事完封し、終わってみればスコアは5-0。あの日あの時あの場所で流した涙から沸いて生まれたNew熊力(くまぢから)を存分にぶつけた結果の王座奪還、あっぱれ熊野史上初の冬大会制覇、すんんんごいぞ夏・冬連覇です!!本っっっっっ当にたいした奴らだ、お前達!! 初日に交わしたコーチ達と君たちの三つの約束…ひとつ、全員全力を出し切りボールを触っている時間を沢山作り、ふたつ、得点したらまた次のゴールを狙い失点しても下を向かず切り替えることを忘れなかったから、みっつ、君たちとコーチ達、このメンバーで臨む最後の大会に一番楽しい思い出が出来ました。約束は見事に果たされたと言うこと。少しでも長い間君たちと一緒にサッカーを楽しみたいコーチを4日間6試合にも指揮を執らせてくれて、いやこの二年間沢山の素晴らしい舞台に連れてってくれて、本当にThank youね。
コーチはこの二年間、君たちに低学年の時にしか学べないことを優先的に教えてきたつもりです。それはサッカー選手に必要な「感覚」のようなもの。点を取る、取られないということがサッカーの大前提であり、そこには必ず相手がいて同じ大前提を果たそうとし対峙する。ポジションがどこであれサッカー選手として相手がいて、自分がいて、こうすればボールを奪われない、こうすればボールを奪えるということを身体で理解しているかどうか。そう身体が動くかどうか。それは一つのボールをみんなで奪い合ったりするなかで養われていく感覚です。そしてそこから生まれる「ボールを支配する楽しさ」「奪われる悔しさ」という気持ちです。 その集大成、っていうかそういう気持ちに溢れる君たちを今日の準決勝、決勝で垣間見ることが出来ました。トップもサイドも中盤もバックもキーパーも感覚を丸出しにしてプレーし楽しんでる姿を。 育成の先に得た勝利、コーチとしてはこれ以上嬉しいことはありません。
これだけの結果を残した君たちです。中学年になれば色々難しい要求、より高度なサッカーを期待されるとおもいます。でも安心してください。君たち全員がそれを受けとめられるだけの「伸びしろ」を持っています。「伸びしろ」とは要求を受けとめ、要求を自分のやり方として消化できるだけの基本的なサッカーの「感覚」です。そう育ててきたつもりですし、また桜川、高島平をはじめとした実力拮抗(きっこう)したよきライバルチーム達の成長がまた君たちのサッカー力を磨いてくれます。 そして君たちにしかない勲章、低学年で夏・冬二大会を最後まで勝ち続けたこと、学年大会で一度降ろしたチャンピオンの看板を再度自分たち自身の手で掲げたことを良い意味で自信としてください。この自信を次の目標、新たなカテゴリーで新たなサッカーに挑むための力としてください。それが今回の勝利で君たちが得た最大の収穫、ご褒美です。コーチも心から期待しています。
FC熊野低学年Aの選手諸君、そして保護者のみなさん。冬大会制覇、夏・冬連覇、本当におめでとう。 そして心より…本当にありがとうございました! KOBA
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