★FC熊野コーチ日誌★
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2009/03/01(日) 新3年生と保護者の皆さんへ〜ボールとシューズのお話〜
来る4月に中学年カテゴリー(新3年生)になる現2年生と保護者の皆さんに、新年度からの「ボール」と「シューズ」についてのお願いがあります。

【1】(個人で持参頂く)ボールについて
中学年になっても使用球は現在の4号ボールで変わりはありませんが、いわゆる「縫いボール」をご用意頂くことになります。
低学年までは何よりもボールの丸さ、大きさに慣れ親しむのを目的に基本的なボールタッチやドリブルが練習の中心でした。キックもあくまで比較的短い距離を、流れの中でシュートやパスをするというレベルですので、「縫いボール」に比べて蹴った感触が軽い「貼りボール」の使用について特に規制を設けず、自由に選択頂いてきました。当チームではいよいよ本格的にサッカーの技術習得の入口に立つ中学年からは「縫いボール」での練習ということに統一しています。
とはいえ現在の2年生の子ども達が持参しているボールは、私の記憶の限りではほぼ全員「縫いボール」となっているようですので、念のためご家庭でご確認下さい。(子ども達に「コーチに確認しておいで」と伝えてもらうのが一番ですね。)

【2】シューズ(スパイクの使用)について
低学年では子ども達の足(足首、膝、股関節等)への過度な負担を避けるため、また危険なプレーの認識が出来ない年齢でもあると言うことを考慮し、練習での(板橋区では試合も同様に)「スパイク」の使用は禁止しており、現在子ども達のシューズは「スパイク」ではなくトレーニングシューズ(底がゴムのイボイボのもの)を利用してもらっていますが、中学年からは練習での(グラウンドや大会ルールにおいて特別な規制がない限り試合でも)「スパイク」の利用が可能となります。但しこれは前述の「縫いボール」の件とは違い、利用できる(「スパイクを使用しても良いですよ」)、と言う意味で、絶対に「スパイク」でなくてはならないということではありません。
現在の中学年以上のお兄ちゃん達、特に端境期の3年生を見ると状況は人それぞれで、進学を期に完全に「スパイク」に移行している子、練習日はこれまで通りトレーニングシューズで試合は「スパイク」でプレーする子、引き続きトレーニングシューズを利用する子、と状況は様々なようです。
「スパイク」はポイント(スタッド)による地面へのグリップ性が優れているため、急発進や急停止が容易に行えること、またグリップによって軸足が安定し特に接地したボールを力強くキックができることが主なメリットといえます。一方で、このメリットであるグリップ、引っかかりの良さが、子どもの発育の程度によっては足に必要以上の衝撃を与えてしまう、また自分の能力以上の運動をしがちになってしまい筋肉や腱に負担を強いてしまう、などの見解も存在します。例えばトレーニングシューズ履いた子どもが校庭などの固いグラウンドを全力で走ってきて急にターンすると「ザーッ」と滑りますが、この滑りで足にかかる負担を逃がしているわけですね。これが「スパイク」だとポイント(スタッド)が「ガッ!」とこの滑りを防いでくれるのですが、この時その力が足(の腱、靭帯、筋肉)にかかるということです。もちろんそれで鍛えられる部分(効果)もありますし、そもそも子どもは体重が軽いのでさほど問題になるよう負荷はかからないかもしれないのですが。
結論から申し上げれば、やはりこればかりはそれぞれの子どもの身体、運動神経の発育を鑑みて個々に判断頂くしかないですね。お悩みの方はコーチや先輩の保護者の方に色々とお話を聞いてみて下さい。
ちなみにコーチ兼現3年生の親でもある私は、想定される足への負担を地面側が吸収してくれるグラウンド環境である高島平サッカー場や荒川河川敷グラウンド、また雨(上がり)などでぬかるんだ日の校庭では自分の子どもに「スパイク」を履かせていますが、晴天時の固いグラウンドコンディションの小学校の校庭でのチーム練習、公園での自主練等では未だにトレーニングシューズを使用させています。個人的には砂や乾燥土の上で滑り、体のバランスをとりながらプレーをすることも在る意味では必要だと思っていることもありますね。
また試合と練習で使い分けるのは子どものプレーに影響はあるのでは?との意見も聞きますが・・・「慣れ」ているようです、特に問題なく。まぁこれもあくまで私見ではありますが、前述のグラウンドコンディションへの対応(極端に軟化して滑るグラウンドでは「スパイク」を履かせたほうがよい、ということ。)は必要でしょうが、シューズの違いによって決定的にプレーの質が左右されるというようなレベルの子どもは、少なくとも中学年(3年生)のうちは早々お目にかかれないと思います。
最後に「スパイク」の利用にあたっては以下の約束を遵守下さい。
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@練習、試合に関わらず、移動時には「スパイク」を絶対履かないこと。(「スパイク」は持参してプレーの前後に履き替えて使用すること。)
A自身の利用の有無に関わらず、周囲のプレーヤーは「スパイク」を履いているケースが常態化するので、これまで以上にレガース(すねあて)の装着を遵守すること。
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以上2点ご確認お願いします。繰り返しになりますが、ご相談はお気軽にコーチまで!お待ちしております。
KOBA


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