★FC熊野コーチ日誌★
ここはFC熊野コーチ群が、練習・試合の様子を皆様にレポート報告する場所です。
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2010/01/26(火) 冬の大会2日目(低学年A-1/24初戦分)
【低学年A】
◆RESULT■□
vs シルバーフォックスB 11-0 ○ (マサノリ×6、カンタ×3、ソウタ、ユウト)

前半3-0、後半8-0、とゴール数は前半<後半で倍以上。でも内容は倍以上の評価で前半>後半、というとゴールを奪うことが唯一最大の目的であるサッカーにおいて誤解されるかも知れないかな。要するに一年生中心&10人の相手に30分で11点といえば取り立てて褒めるべくもなく、但し相手がどうであれ「前半のサッカー」は目一杯褒めてあげたい。なぜならこの一年間教え続けたサッカーだから。試合前に用意した魚群マグネットが効いたか!?とにかくナイスイメージ!
その前半は、監督はコーチ、なれどピッチの演出・主演はソウタ(助演マサノリ、カンタ?)。ボランチ⇔左右のウィングで「冬の大三角形」を描き、低学年特に対一年生戦でありがちなゴチャゴチャしたサッカーに巻き込まれることなく大きく展開しながら前に突破し、横に展開し、時に後ろに落としながら圧倒的にボールを支配し、結果一度も半分より熊野側にボールが運ばれることなくゲームを進めることが出来ました。ベンチとは逆側から取ったビデオでも確認したけど、広い好天の荒川グラウンドをめいっぱい使って、パスサッカーでもドリのみサッカーでもない、「賢い」サッカーをしていたよ。
課題はフィニッシュかな、と。そう、ボール、仲間と敵、ゴールが近い位置では、つまり先が読めるスロースピードの展開(つまり後半のサッカー)ではゴールできるのだから、もう一歩、ボールが早く前後左右に動く展開(つまり前半のサッカー)でも確実なゴールを決めてほしいところ。せっかく効果的なサイドチェンジや素早いクロスで相手が対応の準備が出来ない(相手チームの裏をかくような)チャンスを演出しても、フィニッシュ出来なかったら、っていうかまごまごしてたらもったいない。簡単に言えば相手の体制を「素早い展開」で崩しているのに、自分たちの体制が「素早い展開」に戸惑っているようじゃ…でしょ?(笑)特にトップ&両ウィングの3人は常にゴール=シュートする準備を!それにはゴールできるポジション(そこに素早く駆け込む事を含めて)そして一番大切な心構えを忘れないようにしよう。
では質問。何故内容的に、つまりボール運びの展開からいえば前半に劣る後半の方がゴールラッシュになったか?答えは@相手が一年生で大量リードの試合になり体力とモチベーションが低下が顕在化したこと、A「右から」の展開に併せていたのがフィニッシュの準備が高い「左の」マサノリだということ(逆に言えば前半は、「左の」マサノリの展開に「右の」カンタが準備不足であったということ)、B前半の反省を踏まえカンタの準備がやや高まりゴール前できっちり詰めたこと、です。コーチはいつも「どうやったらより早く、多くのゴールを奪えるか」っていうじゃん?つまりは前半の運び+後半のフィニッシュが出来れば言うこと無しなのよ。この意味でも、前後半に渡り常に後ろからゴールの準備を怠らずロングシュートを放っていたソウタ(前半はリョウタも1本!)には拍手、最後の得点を演出した右からのえぐりを含めて本当にこの初戦は満点のプレーだったぞ、ソウタ!
とにもかくにも初戦突破おめでとう!さて次節からは相手はすべてAチーム。トーナメントの山ってやつは登れば登るほど峰は険しい、つまり強豪揃い。ここで試合前にも話しをした(覚えてる?)KOBA式夏冬大会心得を全員が「心から理解」するためにここに記して日誌を締めくくります。
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ひとつ…リーグ戦ではないノックアウト方式のトーナメント戦は一発勝負、「強いチームが勝つ」のではなく「勝ったチームが強い」。つまり試合を始める前から「どっちが強い」なんて考えることはまったく無意味であって、一人一人が一戦一戦に惜しみなく全力を出し切り、そしてただひたすらに必ず「相手よりも先に」ボールに触り、ボールを失わず、ボールを支配している時間を沢山作ることだけに集中すること。
ふたつ…広い野芝のコートで戦う時間はfull-time30分。たとえリードしても甘えや油断をすれば必ずひっくり返される、逆にリードされても逆転するチャンスは必ずやってくる。だから得点したらすぐにまた次のゴールを狙い、失点しても下を向かずすぐに切り替えることを忘れないこと。
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KOBA


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