★FC熊野コーチ日誌★
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2010/01/31(日) 冬大会最終日〜低学年A今年も板橋の冬を制覇!!のまき〜
【低学年A】
◆RESULT■□
vs ブルーイーグルスA  1-0 ○ (カンタ)
vs 桜川A  1-0 ○ (ショウスケ)
☆お見事!熊野史上初の冬大会連覇&学年大会制覇とのDOUBLE TITLE☆
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名作といわれる映画やドラマにはメインストーリーに負けない素晴らしいサイドストーリーが存在するものです。
冬大会最終日、準決勝そして決勝の勝利は、まさに僕らが想像していた以上に熱く魂が揺さぶられるものでした。準決勝残り一分、チームを決勝に導いた、敵をかわすは軽快にその軌道は豪快に決めたカンタのGOAL。決勝戦、トップのトラップミスから不意に流れてきたボールにもかかわらずミドルレンジから思い切りよく蹴り込んで見せたショウスケのGOAL。8人制の学年大会に引き続く歓喜の11人制タイトル制覇は、この二つの衝撃的で美しい決勝点に演出され、深く我々の記憶に刻み込まれました。ただ改めてトーナメント制覇の最終二試合をビデオで振り返ってみると、鮮明なGOALと勝利の「メインストーリー」の影に、珠玉の「サイドストーリー」を見つけることが出来ます。
準決勝前半のブルーのエース#3が放ったミドルループシュートをワンハンドで叩き落としたヤマトと、決勝前半の桜川のフリーキックを膝を折り何とか枠外に弾きだしたレイ。あのシュートが決まってしまっていたらおそらく結果は違っていたであろうこの二つピンチを好守したシーンに、夏以降二人がキーパーという大役を命じられるようになってから人知れず努力していた「キーパー自主練のサイドストーリー」が僕には見えます。
無失点制覇の立役者、リョウタ、ジン。ゴール前であってもまず自分でキープし、ピンチの中でも懸命にパスコースを探す彼らのプレーは、おそらく「大きく蹴れーっ!」「クリア×2!」と低学年特有のありがちな声掛けをする観衆の目には危なっかしいプレーヤー(本当に危ないときもありますが(苦笑))に見えるでしょう。しかし僕には「目先にこだわらない、長いサッカー人生で必要な」コーチの教え、そう「バカ蹴り禁止、ディフェンスだろうとスペースに運べ!そして意味あるパスをなるべく地上戦で!」をハイプレッシャーの中で懸命に守ろうとする「おチビディフェンダーのサイドストーリー」が見えます。
またカンタ、マサノリの二列目では遠慮からかイマイチ存在感の無かったショウスケ、ユウト。右サイドコンビにしてから「新ゴールゲッター誕生のサイドストーリー(別名やはりコーチの目に狂いはなかった!の巻き)」が生まれつつあります。学年大会Bチームメンバーは、限りある出番のなか「成長のサイドストーリー」をコーチに見せつけたかったはず。分かってるよ、ここにこそ選手の数だけ汗と涙のストーリーがあるもんな。特にプレー中に顔を上げる習慣と左利きという才能を授かったユウキ(コ)、スタメンまでもう少しだ。
そして二つの決勝点をアシストしたのはやはりマサノリ。この希代のドリブラーが何人の相手を引き連れ、翻弄(ほんろう)しチャンスを演出したか、ビデオで見ると改めてその凄まじさがわかります。既に我々は、彼にボールが渡った瞬間「マサノリなら何とかする」と勝手に思ってしまう。どれだけ厳しいマークに有ろうと、何人に囲まれようと、彼のコンディションにかかわらず、です。そんな勝手な周囲の期待のなか、彼は何度も何度もピッチを駆け上がる、サイドで舞う、献身的に中央へボールを供給する…改めて凄い選手です。カンタ、ソウタ、マサノリといった選手達は、常に巧くやって当たり前、ミスをすれば「あぁ…」「何やってるんだ!」という期待下にあり、それでも結果で応えていかなくてはならない宿命にあります。チームが勝利する時、時々のMVPの影に隠れて彼ら「エース達のサイドストーリー」が必ずあるのです。
ここでは書き切れないものも含め、沢山の素晴らしい「サイドストーリー」に支えられた冬大会の「メインストーリー」、これは間違いなく名作です。それは優勝という結果のみならずその課程、内容においてです。あくまで現時点の話しですが…君たちこそチャンピオンになるにふさわしい!感動をありがとう。全米が泣いた、いや板橋が震えた(笑)
名作の「サイドストーリー」は、時にスピンアウトして今度は「メインストーリー」となって上映され、原作を超えて評価されたりします。そして名作の出演者からは沢山の主演級の、個性豊かな名優が生まれるもの。
低学年最後の大会で見事頂点に上り詰めたこのチームは、この選手達は、中学年になってどんな物語を見せてくれるのでしょうか?それをこれからも見守っていきたいと思います。
最後に改めて、本当に優勝おめでとう低学年Aチーム!この勝利をサポート&応援してくださった保護者の皆様、そして大会運営関係者の方々に捧げます。四日間ご支援ご声援誠にありがとうございました。
(^人^)感謝♪
KOBA
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