★FC熊野コーチ日誌★
ここはFC熊野コーチ群が、練習・試合の様子を皆様にレポート報告する場所です。
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2010/03/26(金) 3/20:2年生分 フレンドリー戦/新曽FC
◆RESULT■□
第一試合2-0 ○ (ソウタ、マサノリ)
第二試合4-0 ○ (マサノリ×2、ユウト、ソウタ)

二週続いた雨で流れた練習と試合、なによりサッカー「勘」「感」「観」。そしていまやボラセンが住処となった小熊達には眩(まぶ)しすぎる広〜いグラウンドでの11人制サッカー、という事を考慮すれば上々の内容だったと思います。
特にディフェンス陣、ヤマト、リョウタ達は「組み立てあげよう」という練習の成果が見えてきています。(ただ純粋な防御力は戻りの天才、ソウタ頼みの部分が多いかな。)そして駆け上がろうとするショウスケの突破、ちびっ子飯ユウキのキーパー、それぞれ思い切りの良さと勇気を感じるプレーでした。
一方で広いグラウンドにもかかわらず、狭くて遅いサッカーになってしまった、要するにもう少しテンポの速いサッカーが出来たはず、という点が課題かな。三年生父兄から提供頂いたDVD(深田さんあざーっす!)で確認しましたが、これはポジショニングと、局面判断がイマイチだったことが原因です。例えば…
@ドリブルかパスか?…この点においてカンマサは判断が真逆だったシーンがチラホラ。
A同サイドにこだわるか逆サイドへの展開か?…基本は混んでいるところに蹴り込まない、突っ込まない。
B縦か一旦下げるか?…これはまだ教えてないけど、でも自分たちで気付け!(笑)出来れば右サイドからのクロスがあと5本は増えたね。
などなどいつもいうことですがもっともっと考えてプレーしよう。
そして周りの選手は、ボールを持った選手が沢山の選択肢の中からベストな方法を選べるように、キチンと役割にあったポジションをとること。パスコースに走ってあげているか?万が一のために一人は後ろをフォローしているか?(逆に前に回り込んでボールをもらうのもGoodだね。)いつかの日誌にも書きましたが、5→8→11人制になるほど当事者割合が減るのではなくて、ポジションという名の責任が精緻化、分担されるということ、今回は更に踏み込んでいうとボールに触る時間や回数は減る変わりに、無償の「捨て走り」が増える、増やさなくてはいけないということを覚えておこう。誰かがボールが持ったその時前後左右その先の前後左右が連動して走り出すことで、まずボールを持った彼はいくつかのパスの選択肢を持つことが出来る。そしてそのうち彼が選択するのは、ある方向への一つのパスのみ、つまり他の仲間は走ってもボールはまわってこない、まさに「捨て走り」…
しかしながら、まさにこの「捨て走り」がキチンと機能しているからこそ、捨て走りの選手に相手が警戒し陣形が動くからこそ、前述の彼は「ある方向への一つのパス」を選択できる、効果的なパスが生まれるということ。もちろんパスだけではなくドリブルも同じ、パスコースに仲間がいるからこそ、相手は「パスなのか?突破なのか?」と一瞬悩み、その逆をつく突破のドリブルが生きてくる。ここはいつもいうけど漫画SLUMDUNKの湘北流川vs山王沢北のところの件(くだり)を見て欲しいんだなぁ(笑)
少し長くなったけど、そうするための基本がポジションと考えて下さい。であれば攻めるのはフォワード、守るのはディフェンス、なんてシステムガチガチの発想には逆にならないはずだよね?攻めているときも、守っているときも、ボールにとってチームにとって「選択肢を増やすため」の動きをする事が重要。ゴール前にも横も満員電車なら後ろに下げてロングシュート!(または闘莉王のようにゴール前第三の選手となるべく)に備えるためにディフェンスはカウンターを警戒しながらも、その位置までは一緒に攻めるんだよね?4バックにおいて真ん中に2人いるのは何故でしょう?あるいは中央から攻め込まれて誰かがそれを食い止めた、瞬間右への左への逃げ道のためにサイドアタッカーは戻ってきているかな?とかね。自分が誰かの変わりが出来ても、その瞬間自分の役割を放棄していることによるロスがあるということを考え、そのバランスをもう少し考えてプレーすれば、二試合目二列目「黄金の中盤(のはずだった)」の三人のようなグチャグチャなプレーにはなりません。そうならないようにコーチがポジションを組むことで調整はできるけど、もう中学年になったら自分たちでゲームをコントロールしよう、と「意識」しよう。できるもん、君達なら。
さて今回は、まだまだ君たちの11人サッカーはずっとずっと面白くなるぞ!という期待を込めてフレンドリー戦ながら少しばかりの長文を。あ、そうそう「正しいことをしたければ偉くなれ。」とは踊る大捜査線の名台詞ですが、ここも重要なのであと一つだけ。まず、賢いポジションをとることが出来た君、それだけではまだ甘い、仕上げは…
「正しいポジションをとったら声を出せ。」
気づいてもらえないと意味無いなぁ〜、っていうか声が出ないのはまだ正しいポジションじゃないなぁ〜?っていうかさては周りが見えてないなぁ〜?
練習練習!
KOBA


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