★FC熊野コーチ日誌★
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2010/05/21(金) フレンドリーマッチ@荒川(5/22三年生分)
<三年生>
◆RESULT■□
vs アズマ 3-3 △ (マサノリ×3)
vs アズマ 3-3 △ (タカフミ、カンタ、ユウト)
vs リオ ※4年生 3-4 × (マサノリ、ユウト、カンタ)
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ここのところ幾人かの選手が伸び悩みの時期に突入している三年生ですが(苦笑)、逆に最近ググッと成長している選手がいます。なかでも今KOBAコーチが特に注目している成長株の選手が二人いるのですが、今日は一人の選手が頼もしいパフォーマンスをみせてくれました。
もともと低学年の頃からボールのある場所に顔を出し、前を向いて自分で運ぶ、運ぼうとする彼の積極性は評価していました。一方気持ちとは裏腹にまだおぼつかない足下(あしもと)、そしてフィニッシュの「イメージが」弱い選手。ちょうど将棋でいうと「香車」のような一本調子の選手だという印象でした。
そんな彼が二年生後半から三年生にかけて、少しづつ変わり始めてきています。それは図らずもちょうど彼のリフティングのボールのさわり方、そして回数に明らな変化が起こり始めたころからですね。この変化を具体的なプレーの中での成功体験へと昇華(しょうか)させていく、そのために、練習や試合でのチーム分けでは、時にAチームにおいてスピードとテンポを学ばせ、時にBチームで一つ上の役割つまり自分がゴールに向かうしかない、フィニッシュするしかない環境をあたえています。
そして今日のパフォーマンス。記録的には2ゴール1アシスト、そして彼の惜しくもという積極果敢なシュートや絶妙なクロスが何本か記憶に刻まれています。そこには彼の定番であったドリブルでそのままゴールラインを突き抜けてしまう一本調子な姿はなく、きちんとシュートというフィニッシュをとる、仲間にチャンスメイクするプレーで輝いていました。香車、見事に成って金。一番感心したのは、彼の調子が良かったので試合中に左右や、トップとポジションを変えてみたのですが、見事にそれぞれに適応してみせたこと。そして仲間を呼ぶ声がけができていたことです。「考えて走れ」とはオシムの言葉ですが、ゴールに向かう意識が具体的な工夫に繋がっていたいいプレーでした。
もちろんまだまだこんなもんで満足してもらうわけにはいきません。彼のチャンスの多くはまだまだ他のプレーヤーに導いてもらっているものです。彼が起点となって局面を打開できるようになる、そのための基本、玉際のこだわり、「先に触る」「取られたら取り返す」はもっと徹底しなければなりません。そして彼が立とうとしている、立つべきスタメンというポジションは、総勢23名、中でもタレント揃いの攻撃陣となればそれこそ熾烈な競争ですから。
今日はマダマダイレブンのとある注目の成長株選手のお話。あとは暑さ対策かな?ね、ユウト!
KOBA


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