★FC熊野コーチ日誌★
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2011/01/24(月) 冬大会2日目(中学年B)
◆RESULT■□
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vs ブルーイーグルス 0-0 (PK:×)
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試合後の舟山コーチの言葉を思い出してください。
「もし、サッカーに判定があったら、君達が勝っていたと思う。」
その通りです。1回戦負けに終わった僕たちの試合は、そういう試合でした。
でも、この言葉をどういう風に受け止めるか、考えていくかが、非常に大切なんだと思います。その本当の意味を、です。
「判定なら勝っていた。」
ゲームを支配していたのは僕たちだ、そう、僕たちは頑張った。その通りだと思います。今日のゲーム、それに至るこの二ヶ月間、主力5名をトップチームに送り出し、新しい役割と自覚を背負ってピッチにたった君達「なり」の頑張りについては、本当に何度でも褒めてあげたいくらいです。そう言う意味で、判定なら…と言えるかもしれません。
でも、やはり本当の意味は、そう解釈するべきじゃないんだと思う。
「判定なら勝っていた。」サッカーに判定はない、だから優勢ではダメなんだ、ということ。
正直に言えば、このゲーム時点の君達の力と相手の実力を冷静に分析しそこから推察するに、100回やっても100回負けないような気がする一方で、100回やっても100回勝てないような気がします。(本割り(30分間の試合)は)決して凌(しの)いだ引き分けではなく、終始優勢にボールを支配していた、勝ち切れなかった引き分けであることは間違いないですが、この『勝ち切る』、この関所までの峻険(しゅんけん)な山道と、重い関所の門を開くまでには、まだまだ相当の隔たりがあるのだと実感しました。
プレーした選手一人一人力は100%出し切っていたと思います。そして、過去二大会、オール3年生で1点差勝利での辛勝という力関係にある区内きっての強豪ライバルチーム相手に、エース不在と評されたこのメンバーで、本割りはむしろ誰が観ても優勢な試合運びをしての引き分け、PKに散る、という結果。
これは、この二ヶ月間君達が懸命に走り続けた努力は価値あるものだった、という事を改めて実感しつつも、同時にまだ遠く遠く先にある道のり、勝利への課題、を鮮明に示してくれるものでした。
もし、君達がここで立ち止まってしまったら。
今日同じメンバーで同じ試合をしても今度は負ける確率の方が多いのかもしれません。相手はどんな形とは言え勝利したこと、勝者になったことで多くのものを得たからです。
お昼から始まった中学年Aチームの試合を観ましたが、3年生から送り出した5人も、中学年トップチームで懸命のプレーをしています。一層逞(たくま)しくなった選手、殻を破りつつある選手。ゴールを決めて、ピンチを救って、ゲームをつくって…と、並の4年生は凌駕(りょうが)するプレーをし、成長を確認できた選手もいました。ちなみにこの試合で下した相手の3年生チームも、一方的な結果にもかかわらず、ずいぶんと強さを増しているような印象でした。
つまり。。。君達も成長している。でも成長しているのは君達だけじゃない。
この1回戦負けの価値は、決して単純に善戦を讃えるべきものではなく、認識した課題を3年生の残り2ヶ月でどのように克服していくのか?どんな形で小学校サッカー折返し地点である4年生になるのか?そのために具体的にどんな努力をするのか?それを考えて行動することで初めて価値ある敗戦になるのだと思います。
3年生、最後の2ヶ月、本当にあとわずかな期間です。Hコーチにお願いをして、早速、来週からボラセンでの練習を入れてもらいました。
春に満開の桜となるように、コーチ達と一緒に頑張っていきましょう。
KOBA


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