★FC熊野コーチ日誌★
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2011/02/19(土) フットサル東京ミニサッカー大会(はるひ野予選)
◆RESULT■□
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<予選リーグ>
@vs FC西新井Jr(足立区) 5-0 ○ カンタ×3、マサノリ×2
Avs FC PROGRESSO(江戸川区) 3-1 ○ カンタ×2、マサノリ
Bvs すみれFC Norte Jr(本庄市) 6-0 ○ マサノリ×2、カンタ、ソウタ、レイ、タカフミ
<準決勝>
vs FC PROGRESSO(江戸川区) 3-1 ○ マサノリ×3
<決勝>
vs FC Fantasista!(埼玉県) 0-5 ×
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久しぶりの3年生選抜メンバーでの大会参加、昨年の現4年生に引き続いてのキッザニアでの決勝の舞台をかけた予選決勝で、このチーム史上の残る大敗を喫し敗れました。

『点差ほどの力の差はない。でも力の差の点差である。』
これが、DVDで、特に木っ端みじんにやられた決勝戦について何度も振り返り分析した結論、所感です。

前半、相手の絶妙なセットプレーで先制を許すも、熊野の攻撃もゴールまで迫っていたし、0-1で後半へ折り返した時点では拮抗(きっこう)した試合展開で、よく頑張っていました。
ところが、です。後半早々にカウンターで追加点を奪われ0-2とされ、うつむきかかった我々の『弱さ』を、本来個々の技術のポテンシャルで上回るFC Fantasista!は見逃さず、一気に襲いかかり、残5分で食いちぎられてしまった、そんな試合でした。

何度も手合わせをし、ある程度の力関係が分かっている区内のチームとの試合では、精神的に優位に立つのも、また警戒心を持って臨むのも、いずれにしても事前の準備、心構えが出来ます。しかし今大会のような未知の相手とのマッチアップでは、それが出来ません。つまり試合の中で肌で感じ、それなりに気持ちのコントロールをしていかなければなりません。今回を例にして簡単に言えば、リードされる展開にあっても、逆襲してくるような雰囲気、「こいつら油断すると危ない奴らだ。」と思わせるようなプレーやピッチでの立ち振る舞いを最後まで続ける事が出来れば、多少の実力差は埋まります。それが、積極的なシュートだったり、玉際でのあたりだったり、ピンチの局面でも無謀なバカ蹴りはしないことだったり、運べるのであれば逃げパスをせずに一人で勝負することだったり、ということです。なにより最後まで走ること、声でプレーすること、なのです。キャプテンを代表にここをきちんと出来なかった、まだ出来ないということ。再度、再々度と試合の記録を観戦し、冷静に力関係を分析してもなお、勝てたか勝てなかったかということでいえばやはり簡単に勝てる相手ではないとは思います。が、0-5という残念な結果に終わる実力差はないなとも思っていますし、逆に言えば大差大敗の原因は、まさに「ここ」にあるのでしょう。故に、点差が実力差ではなくも実力差なのだ、というトンチのような総括になるのです。

一方、学年大会、冬大会と続く中、練習でも実戦でもチャレンジングなプレーを心がけている選手は、成長を感じさせてくれてます。特にアピールすることでレギュラーの座を確保しようと頑張ってきた選手(特に今日でいえばレイやユウト)は、そもそも置かれている環境が「挑戦」ですから、実力が上回る相手に対しても臆することなく「挑戦」してくれました。やれることはまだ未熟でも、いつも通りの自分のプレーをしてくれるので大事な試合で投入したい思わせてくれますよね。今大会思うように出場機会に恵まれなかった選手、それは偶然ではありません、必然です。試合、チームでの練習、スクール、自主練…今一度きちんと自分の為すべきことを考えて欲しいと思います。

こういう事を繰り返し経験し、今日選抜されなかった3年生を含めた全22名の勢力分布がもう一周くらい回転、塗り直される頃が、やっとチームとしての真のスタートです。時折に変わる成長選手にかかわらず、冒頭の結果にある得点選手を見てください。今回の全試合をDVDで観戦してみてください。まだまだそこにあるのは特定の選手ですよね。今回もそれを確かめるべく試験的な布陣や作戦を試みてみました。が、これはもうポジションがどこだったからとか、出場機会の多い少ないの問題じゃないな、と確信しました。自分の支えがあって活きる誰かは確かに存在します。うちのチームでも例外になく、エースとそのチームメイトの関係がそうでしょう。しかし…そこで「悦(えつ)に入る」ことがないように。自分の代わりは彼らは出来るけど、彼らの代わりを自分が出来るのか?まで登っていって欲しい。すくなくとも今回の選抜メンバーはそのことをちゃんと理解しているはず(欲しい)ですし、もうその資格は立派にあります。
もうあとはどんどん経験。
という意味では、本当に良い経験になりました。なにより、良い「時期」の経験です。子供だからまだまだ気持ちが未熟です。だから経験が必要でしょう。経験とは、厳しい先生です。テストを先にやって、それからレッスンだからです。テストが終わってから、問題の主旨がわかるようなものですね。

キックインと同じ、リスタートは早く正確に。
来週からこの経験を忘れずに、でもまた切り替えて頑張りましょう。

KOBA


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