★FC熊野コーチ日誌★
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2011/05/14(土) 全日本少年フットサル大会6ブロック予選
[RESULT] ※10分half
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■予選リーグ
@vs 城北アスカ:1-6 × ミサキ
Avs 豊島少年:9-0 ○ ショウ×4、ミサキ×2、ヨウタ、アヤト、ハルキ
Bvs ブルーイーグルス:4-3 ○ ショウ×3、ヨウタ
⇒予選Dグループ2位でブロック代表決定トーナメント(ベスト16)へ進出
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■トーナメント一回戦
vs 城北アスカ;2-5 × シュウト、ヨウタ
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結果は、先日の全少ブロック予選同様に、またしても予選は(2位)通過→決勝トーナメント一回戦敗退、ベスト16止まり、ということでした。悔しいですが、客観的に見て実力応分の結果ではなでしょうか。
評価すべきは、予選初戦で大差完敗した格上巧者のチームに、同日のトーナメントで早くも再戦した訳ですが、リベンジを目指し最後まで戦い抜いたこと。そして、全少予選と全く同じシチュエーションで、あのとき惜敗を喫した同じ相手に、何とか辛勝して結果を残したこと。この二点だと思います。
一方で課題。正直、FUTSALに限ってはうちのクラブは定期的にまた特別な練習をしているわけではありませんので、戦術的な熟練度を課題としても仕方がないし、また、一部選手の個人的なサッカー技術は惨敗した2試合に限っても十分通用してい(た局面もあり)ましたよね。
ただし、各試合の勝敗にかかわらず失点が多かったことはいただけません。いや、失点そのもの、その奪われ方はともかく、何よりも局面局面の気持ちの切り換えができなかったことは反省点だと思います。
思い出しましょう。負けた2試合では、失点が重なると共に、下を向いていたり、声が無くなってしまいました。また三点リードしたあの試合も、2点差、1点差、ついにはズルズル同点まで追いつかれちゃいました。(その後勝ちきったのは褒めてあげたいのですが。)
共通するのは、選手同士のアイディアとプレーの連携が無くなってしまう、積極的なプレーの選択ができなくなってしまう。その結果として不必要な失点を招いてしまう、と。要するに気持ちを「切り換え」ていくことの必要性です。「陽(よう)」の局面では楽しむ気持ちだけ継続させながら、適度に気を引き締めて次のプレーへ。逆に「陰(いん)」の局面では反省すべき点、改める点は真摯に確認しながら、いい意味で開き直って次のプレーへ。それが、陰陽いずれにしても気持ちを切り換えていこう、ということです。
相手の力量ってやつがあるので簡単には言えないかもしれ無いけど、三点奪われても追いつかれた事実があるということは、逆に僕たちだって三点「先制された」あの2試合、あのリードされた時点でもまだ同点へと逆襲をはじめる事ができたかもしれない。また、三点先制された相手は僕たちから4点目、5点目を奪っていきましたが、ということは逆に三点「先制した」あの試合で、きっちり追加点を重ねていくことができたことかもしれない。そんな風に考えてみないかい?
「切り換えていこう」。。。ま、コーチだ、親だ、という立場を抜きに、一人の大人として「もし自分だったら」と置き換えれば、簡単な事じゃないってことはわかってるよ。(笑)コーチだって、君達のパパやママだって、毎日の生活や仕事でいいことがあれば浮かれて、やなことには落ち込んで。そのたびにうまいこと気持ちを切り換えていけることばかりじゃありません。全力で走り続けながら気持ちのセルフコントロールをしなくてはいけない、これは相当強い意識が必要だよな、と思います。ある意味もっとも原始的で、なれど高度な要求ですよ。ただね、これはジュニア期に限らず、サッカーを続けていく限り、君達にずっとつきまとっていくことです。だから向かい合うことから逃げるわけには、逃がすわけにはいかないんだよなぁ。
なのでトップチームでは、まずは夏大会に向けて、特にそういう「考え方」、考えるに至る「課程」を、練習→各リーグ戦→カップ戦という展開を通じて、繰り返し意識をさせていきたいと思います。どんなに体力をつけても、究極的に言えば胆力ってやつがつかないとその体力は発揮されない、「タフ」な選手にはなれないからね。
タフ、といえば、繰り返しになりますが、大差完敗した相手との同日再戦や、いやなトラウマのある相手との戦いに向かう選手達の気持ちは、それはそれで子供達なりに凄まくタフさが求められるもの。その「程(ほど)」は、DVDを観れば、予選最終戦とトーナメント初戦においてゴールをもぎ取ったとき、勝利のホイッスルを受けたとき、二度目の敗戦が確定したときの子供達の表情にまざまざと現れています。ナイスゲーム!
君達は未熟。だけど、その未熟さにこそ大きな可能性を感じます。未熟なうちだからこそ大切な原点まで立ち返ることをできること知り、一歩一歩共に努力、成長していこう。未熟者にスランプなど無いのだから、愚直に、積極的にね!
KOBA


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