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2009/03/21(土)
こけら落とし
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富津臨海陸上競技場の横を走っていたら、こけら落としをやっていた。トラックを張り替えたらしく、市の役員や陸上競技関係者の挨拶の後、市内の小・中・高校生達による走り初めを眺めた。 トラックには大きく分けてタータン、アンツーカ、土の3種類。 競技場のトラックはコークスを敷き詰めたシンダー、赤れんがの粉でつくったアンツーカと進歩してきたが、これはいずれも雨の日でも走れるようにという目的の改良だった。しかし1968年のメキシコ・オリンピックで使われたタータン・トラックは、ゴムの乳液を流し込んで固めたトラックであり、雨中での競技を可能にしたのはいうまでもなく、その弾力性ゆえに記録の進歩にも革命的な助力を与えた。走幅跳びでビーモン(アメリカ)が8メートル90センチという当時の空前の世界記録を出したのをはじめ、短距離、跳躍で世界記録が続出したのも高地の空気抵抗の少なさのせいばかりでなく、タータン・トラック、助走路に負うところが大きいとされている。しかし、技術の進歩による記録の向上は歓迎すべきだが、用具・施設の改良によるものは邪道だという声もある。 子供達が元気に走っていた。東京では本日、桜開花を発表★25k走
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