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2005/11/11(金)
連載(?)
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本日から時々、この日記のスペースでSSをUPしようと思っています。 最も、最後まで完成する可能性はとてつもなく低いのですが…;
『試験管に一滴』
〜1〜 わたしの名は、京ヶ崎 緋和と言う。 最初に言っておくがわたしの名前は「ひかず」ではなく、あれで「ひお」と読むので注意していただきたい。 ちなみにわたしの今現在の職業は、ごく普通の化学の教師である。 生意気な生徒どもが通う学校の一教師としての立場は思っていたよりも楽しい。 『何で俺が教師なんかに…』 なんて思っていた時も勿論ある。 当時のわたしには教師になると言う考えはなかったので。 今では、学生時代の時の担任…城野(しろや)教授に感謝している。 教授が進める…否、提案しなければ、おそらく教師になっていなかっただろうから。 人に何かを教えたり、納得してもらったりするのは嫌いじゃない。 むしろ、科学に関する事であれば、教える…語ると言った方が正しいだろうか、好きだった。 教授はわたしのそんな一面を見て進めたのだろうと思う。 就職活動で 『とりあえず好きな事に没頭したい』 と、告げると教授はただ 『教師が良いのではないか?』 と、言った。 『何故、きょうしなんだよ…』 そう思った。 だが、他に何か特別やろうと思っていた事があるわけでもなかった。 それで、進められるがままに試験を受けたのである。
以上がわたしが教師になった経緯だ。 ちなみに今年から担任を受け持ち、更に科学部の顧問を持つ事になった。
登場人物 『京ヶ崎 緋和』 性別・男 年齢・26 誕生日・7月29日 血液型・O型
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