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2013/05/01(水)
おじさんが他界しました。
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ほんの些細な一言が、心の支えになっていたり、救われたり…そう言う事って本当にあると思います。 昨日、父の兄…親戚のおじさんが他界しました。 余命宣告よりも長く、5年もの闘病生活でした。 うちの父は7人兄弟の末っ子で、他にもお兄さんやお姉さんがいらっしゃいますが、長男のおじさんは、この間、心臓が悪かったのでそれでお亡くなりになり、今回は、二男のおじさんが…。 そして、またもう一人父のお兄さんで闘病生活を送られておられる方もおります。。 他界された二男のおじさんは、親戚の中で、私にとってはある種特別でした。 親戚が多い中、いとこも多く同じ年で同性のこもいるわけなんですが、私は、人づきあいも苦手な方で、勉強も好きではなく、絵ばっかり…しかもマンが好きだったりするオタク系。 もう一人は、私に比べると性格的にはオシャレが好きな感じで大人っぽい一般的な女性。 ごく普通に結婚されて今は子供もいらっしゃいます。
当時はまだ学生でしたが、ある時、夏に家族で田舎を訪ねた時にに従兄のおばさん(父の兄の奥さん)から「○○ちゃんは、大人っぽいけど聖華(PNにしてます)ちゃんは、子供っぽいね〜」 と、言われました。 何気なく、理由もなく言ったのかもしれませんが、私にとっては、凄いショックでした。 小学生の時に酷いいじめを受けた事もあり、人とかかわるのが苦手で、人と比べられたり、妹と比べられたりする事が嫌いだった私はにとっては、その言葉は凄く辛くて…今でも忘れられません。 被害妄想なのかもしれませんが、当時は「あなたはまともじゃないね」と言われているような感じで凄く嫌でした。
おかげで、その次からおばさんに会うのが嫌で…何言われるんだろうって身構えるようになりました。 流石に、今は当時とは状況が違いますのでそう言う風に面と向かって言われる事はないと思いますけど…。 まぁ、そんなわけで田舎に行くのが苦手になりました。
親戚だとしても、合わない人はいるわけですし…ただ比べられるのは本当に嫌で。 本当に言葉によって人の人生は変わりますよね。 今回、他界されたおじさんは、これとは逆に私を認めてくれる言葉を言ってくれました。 まだ、仕事として成り立つ前の私の絵を誉めてくれました。 その言葉や態度に私は、凄く救われました。 本当言うと、自分の中で、絵の仕事ができるのか(当時は漫画家めざしてました)、凄く悩んだり…普通に就職するべきか…夢をあきらめるか。
おじさんにとっては、もしかしたら、そこまで深い意味で言ってくれていたのではないかもしれません。 でも、私は本当に嬉しかった。
両方の祖父や祖母には見せられませんでしたが、せめておじさんに、私の描いたものが少しでも表に出たものを見せたかったです。 そして、目に見える仕事をするきっかけがあって…、その絵が商品になった時、父と母が、田舎に持っていく機会があり、それを見せる事が出来たときにおじさんは、凄く喜んでくれたそうです。 それが、昨年の話です。 そして、その年の夏、私は何年かぶりに田舎に行きました。 おじさんに会う事が出来ましたが、相変わらず引っ込み思案で人見知りな私は親戚の中に入っていけず、何を話せばいいか、おじさんとも本当にまともに話せませんでした。 次に会いに行った時は、もう少し話せたら……元気そうな姿を見れたのは、本当は、それが、最後だったと言うのに……そんな事考えてなかったんです。 それが、今の私にとっての心残りです。 まともに話せないならそれなりに、もう少し、目に見える形で何かを見せたかった。
おじちゃん…ごめん。
そして、本当にありがとう。
私は、おじさんが喜んでくれたり私の事を少しでも話題にしてくれたり気にしてくれた事は本当に嬉しかった。
今日、父と母、二番目の妹は、田舎に行きます。
二番目の方は、夏にい中に入って無くてもう何年も行ってないので、仕事は休みがあったので今回は行く事が出来ると言う事でついていく見たいです。
場所が県外で遠いので、私と3番目の妹はいけません。
妹は仕事あるし、私は、自分の仕事、犬の面倒や、母の生協の荷物を受け取ったり支払いとかもしなくちゃいけないし…それに、多分お葬式とお通夜もし行ったとしても多分泣いちゃいます。
気持ち的には凄く行きたいです。 でも、少し行きたくないって気持ちも…やはり見たくないんでしょねきっと。
父と話ましたが、夏…墓参りには行けたらと思います。
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