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2005/04/29(金)
カストラート
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カストラートという映画のDVDを観た。 ヘンデルの「私を泣かせてください」というイタリア古典 歌曲の宿題のためだ。 主人公が自分の境遇をあわせて、酷い運命を嘆き、 「泣かせてください」と歌う所は、圧巻。 映画としては評価が高くなかったけれど、 この歌が歌われた時代背景を知ることが出来る。 「音楽」というものに一度捕らわれてしまった者は、 どこまで自分や他人に残酷な事ができるのか。 それは、決して「幸せ」など生まないとわかっていても 決して後戻りはできない。「音楽」を追求するしか ないのだ。私のような末端の者でさえ、「音楽」に携わるものとして感じることだ。
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