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2005/06/09(木)
運動会の練習も佳境
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運動会の出し物の表現は、私の自慢だ。 嵐のようなフィリピンの太鼓のリズム、基本は3と5の 手拍子、めいめい勝手なところでリズムをうちまくり、 突然ゆっくりした流れになる。 水中をおよぐような動作で手足をくねらせて 一人一人、個性的な表現。 シンバルのばっしゃーんという音で 5、6人のグループができあがり(毎回メンバーが違う) オブジェをつくる。最初は、動かないが シンバルのトレモロでオブジェそのものが 形をかえるように動く。 そしてまた、嵐のような太鼓の音でちりぢりに なっていく。 その繰り返し。決して人と同じ動きをしては いけない。自分の中の表現だからだ。 子どもたちが日々違った表現をしてくれるのは とても成長(解放?)の証だ。 運動会のグランドに不思議な空間。まるで 自然の神々と通じているような踊り。 「混沌の定義」と私は名前をつけているのだが そんな名前のリズム表現は、幼稚園にふさわしく ないだろうと思う。 これができる子どもたちは、すばらしい。 決まり事は何一つない中で自分と向き合っている。
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