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2005/07/19(火)
練習の仕方
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私の様なあわてものは、ピアノの練習をするときに 早く曲にしたいので、出来もしないテンポで 止まりながら、何回も何回も弾いていくという 練習方法をしてしまう。 しかしこれは、ピアノの練習方法として あまり良くないことだということに気がついた。 いつもいつも、「ゆっくり、きちんと弾けるテンポで 何回も繰り返す」と言われるのだ。 そのたびに「あ〜そうだった」ととても耐え難い テンポで練習をはじめるのだが、 曲には聞こえないテンポで弾くのがいやで ついついはやく弾いてしまう。 これが時間の無駄。 覚悟を決めて、何時間もゆっくり確実に練習すると ぐぐ〜んと上手に弾けるようになっている。 そんなことは、百も承知なのに出来ないのは、 とても間抜けだ。 ダメだということが身にしみてくるのは譜読みしてから 2週間目くらいのときなのだ。 それで、2週間くらいを徹底的にゆっくり練習にして、 ようやく弾けるようになる。 あわてものには、ピアノは向かない。 地道な練習ができないから。 シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」フィナーレは、 美しいメロディである。 私が弾くとちっとも美しく聞こえない。
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