|
2007/08/06(月)
本を二冊
|
|
|
「ひまわりのかっちゃん」「僕はパパを殺すことに決めた」 2冊を読む。環境というものがこんなにも人生を 変えてしまうのかと思うくらい、両極端な二冊。 だから、どの子どもも色々な可能性を持っているという ことだと思う。本当に教師も真剣に向かっていないと あとで悔やんでも悔やみきれない。 やはり、保護者の方にはきちんと伝えなければ ならないことは伝えたいと思う。 それが今は受け容れられなくても、どうしていいか わからないと言われても、とにかく伝えていくしか ないと思う。こんな悲劇になってはいけないと思う。
今日は広島の原爆の日 以前、慰霊祭に関わっていたことがあった。 慰霊祭の実行委員を一緒にさせていただいていた 被爆者の方と他の場所で会う機会があった。 その方は、家族と一緒におられて、 挨拶をしようと近づいた私に、黙って首を振った。 はっとした。被爆されているということは、 家族には知られていないことなのだ。 私も頷いて、会釈をしつつ、後ろを向いた。 何年経っても、忘れられない光景だ。 「しようがない」と暴言を吐いた人には、 こんな苦しみがあるとは想像もできないと思う。
|
|
|