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2008/01/30(水)
嘉門達夫
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音楽を聴かないと昨日、書いた。 楽しく聴く音楽もあったんだった。 「嘉門達夫」のベストアルバム。 Jポップの替え歌もいいけども、私が好きなのは、 クラシックに歌詞をつけた歌だ。 お馴染みのメロディが馬鹿馬鹿しい歌に 変わる。「ワルキューレ」が 「めっちゃまず〜い、めっちゃまず〜い」 あ〜そうか、「たったか」という最初の リズムは、日本語にあてはめるとそういうことになる。 子どもがよく、CMソングを覚えたりするのは そんな言葉のリズム遊びだったりするのだ。 「めっちゃ」というところが「め」と「ち」 の間で短く演奏してはいけないのだ。微妙な ための部分が言葉でよく表現されている。 「胡桃割り人形」の小組曲では、お馬鹿な 歌詞がついている。でも、そんな気持ちで 多少軽めに演奏した方がこの曲に合っている。 ニュアンスという意味では、納得なのである。 音大出の友人がプロコフィエフのフルートコンチェルトを とんでもなく下品な歌詞で歌っていたことがあった。 それがリズムにぴったり合っていたのだ。 そういえば私たちの年代では、オッフェンバックの 「天国と地獄」がなぜか「カステラ1番」の音楽だ。
とにかく、嘉門達夫は天才だ。 「鼻から牛乳」は、代表的フレーズだが 「魂、ぬけたら臨終」とさらにバージョンアップしている。
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