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2008/02/19(火)
ピアノ
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ようやく、ピアノから開放されたはずなのに ピアノが弾きたいと思う。 シベリウスの「もみの木」 これって、寒い音楽だなあと感じる。 孤独とか、闇とか、静寂とか。 友達の竹ちゃんは、シベリウスが大嫌いらしく 「フィンランディア」は、本当に嫌だと言っていた。 以前、この曲を聴かせたら、 「あら、意外といい曲」と思い直したらしい。 富良野に行く道は、白くそびえ立った山々に向い、 峠を越えていく。 「もみの木」が聞こえてきそうな風景だ。 体を硬くして、誰ともしゃべっちゃダメと 言われているような気がする。 とにかく、アルペジオをきれいに弾くには またまた練習しかないので、何回も弾いてみる。 今度は、誰に聞かせるわけでもない。 自分の為にピアノを弾く。 少しだけ、春が見えたようだった。
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