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2008/03/21(金) ミライヘノトビラ
今年もこの歌を歌った。
毎年、下手ではあるけれど、感謝の意味で
歌を歌わせていただいている。
これは、教育大の卒業生の谷口佳史さんという方が
作った曲で、卒業演奏会には必ず歌っている曲だ。
その曲を私が勝手にハウスの卒業式の謝恩会で
歌わせていただいている。
私が歌うと下手だけど、いい歌で言葉が素敵なのだ。
「よろこびも哀しみも何もかも、
分かち合える仲間の存在が、いつも私に
勇気をくれた、忘れないみんなの笑顔を
・・・・(中略)支えてくれたすべての人に
ありがとう」
これは、私にとってここのご家族の方と
先生方に送りたいと思う言葉なのだ。

昨日で、退職。
あまりに想い出の多い14年間が終わってしまった
ことに実感がない。
両親が参加してくれて、子どもたちの様子を見て
とても褒めてくれた。
「あんな難しい歌、歌わせて・・・」と
幼稚園児が歌う「旅立ちの歌」にびっくりしていた。
多分、日本中さがしてもこの歌を歌える幼稚園児は
あまりいない。
本当にこことの別れは、手足がもがれる思いだ。

2008/03/20(木) ゴミ拾い
毎日、事情があって息子の学校へ送っていく。
というわけで朝は60キロくらい走るのだ。
昨日は、飲み物を買いたいという息子の
為にコンビニに寄った。
歩いていく姿を見ると、腰パン、外股で歩き、
学ランのボタンは二つはずれて、
中からカーディガンが見え、ゲゲゲの鬼太郎の
ように長い髪、いわゆる「不良少年」
飲み物を買って出てきて、レシートを
外の「燃えるゴミ」に捨てている。
そして、何気なく側に散らかっていたゴミを
ゴミを拾ってパッパと入れた。
車に入ってきた時の第一声は、「汚ったねえなあ。
誰だ!」思わず、拾ってしまったらしい。
この息子、意識上では世の中に反抗しているが
思わず、ゴミ拾いしたり、掃除当番を一生懸命
やってしまうらしい。返事も起きているときには
「何よ!」と生意気なのだが、寝ているところを
起こすときなど、半分無意識らしく
「はい、今、おきます」身に付くとは、こういうこと
なのかと思う。
帰ってくると風邪気味らしいばあちゃんに
「さっさと寝てろ。ほら、寒くするな」と
口うるさく、命令している。どうも、優しいらしい。

2008/03/19(水) 春の野を行く
アンドレ・ギャニオンの「めぐりあい」
村松健の「春の野を行く」「素敵な人生」
この曲を弾くと、私の春がやってくる。
必ず、毎年卒業式の卒業証書授与の時に
弾いているのだ。
「めぐりあい」は、この曲が好きな友人の
為に弾いていた。
かなり、心をこめて弾いているつもりだが
全然たいしたことないのだろう。
以前、ピアニストの友人が弾いてくれた時には、
小さい子どもが泣き出してしまった。
心の中に広がる何かを感じたのかと思う。
本当の音楽とは、こういうものだ。
それでも、「春の野を行く」という曲は、
とても素敵な曲で、私の中ではいかにもという
菜の花畑の風景が広がっている。
私のピアノは、みんなの添え物なので、
あまり、大きく聞こえては困るのだが、
気持ちよく、ゆっくり弾く。

今日は、橋の手前で白鳥を見た。
一団となって飛んでいく。
今年は、早いかな。雪解けもずいぶん早いような
気がする。

2008/03/18(火) 一人で暮らすこと
私はなぜか、一人暮らしをしたことがないので
子どもたちには、早く家を出て行くように
勧めている。知り合いの家では
「親元から」とか「地元で」とか、とかく
子どもを離したがらないのか、大きくなった
子どもたちと住んでいることも少なくない。
私はといえば、その反対の考えで子どもは、
どんどんと離れた方がいいと思っている。
私自身、小さい時から引っ越しが多かったので
あまり、その土地に執着がないのかもしれないが
新しいところに引っ越すというワクワク感が、
大好きなのだ。去年の娘の引っ越し、今年の
息子の引っ越しも、手伝うのはいやだが、
本当に楽しみだ。
実際、手伝うどころか、あまり荷物も運ばずに
済んでしまって、一体私は何をしているのかと思うが。
息子にいたっては、
友達とトラックを借りて、引っ越すから
手伝いはいらないとのことだ。
あまり、手伝う気もなかったので
「ふうん」
しかし、この息子、やたらと実家に
荷物を残したがり、ベットは誰も使うなとか
俺の部屋はそのままにとか、家族で
どうしてかしら、正月くらいしかもどってこない
だろうに・・・と不思議がっていた。
どうも、その原因は「臆病者」らしい。
慎重で石橋を叩いても渡らない、しかし
叩きつつ渡ってみようと決心はしたのだが、
戻るところがないのでは、渡ることはできない。
そんな性格らしい。普段、威張っているので
こんな「ビビリ」にこっそりと笑った。
大きなイベントがあるとすぐおなかが
痛くなって、吐く癖があるので、
泣き言を聞けるのは、何日後かと
ほくそえんでいる。そのときには、
千葉の友人に電話をして、大いに笑わせていただこう。

2008/03/17(月) 映画
主演と監督が「ライフイズビューティフル」のロベルト・ベニーニ、同じく奥さん役がニコレッタ・ブラスキでジャン・レノが
共演、おまけにトム・ウエィツが出て、ピアノを
弾きながら歌っているのだがら、絶対おもしろいと思った。
もう、タイトルも覚えていないくらいガッカリ。
しかし、イタリアの人は、どうしてこんなに
美しい言葉を使って気持ちを語るのだろう。
地球上のありとあらゆるものに自分の気持ちを
たとえて、相手に伝えようとする。
イタリア歌曲の詩の意味だけ追うと、日本人としては
「え〜?」とちょっとそこまで言われてもなあというくらい
大げさな表現である。しかも、ストーリー性の
ある詩もあって、そんなどろどろの恋愛劇を
わざわざ歌にしなくてもいいのにと思ってしまう。
私たちは、わからないので「カーロミオべ〜ん♪」
なんて、何も考えずさらさら歌ってしまうのだが。
この映画のセリフもこれ以上ないくらいに
そんな言葉だらけだ。それをつーんと冷たくあしらう
美人の女の人、というのが定番。
だから、本気でつく嘘というのがテーマなのかもしれない。
「嘘だよ〜」そうだ、嘘だよ。でも、本気で人の為に嘘を
つくと本当になる。

う〜ん。しかし、夜更かしと映画は、しばらくやめた。
リズムが狂ってしまい、日曜は寝てばかり。

2008/03/16(日) ご縁
こればかりは、ご縁なのだなあと思う。
ここ3日で次の仕事の話しが2つ重なる。
一応、決定していることを残念ながら
お伝えして、それでもそんな話しを
いただけるだけで感謝感激だ。

知り合いが旭川に転勤になったので
幼稚園は是非ウチにと電話すると
近所の幼稚園にしたとのことだ。
何言っているの〜と佐々木先生がよく言う
「人生変えるわよ」と営業をする。
制服も買ってしまったというが
「幼稚園児に制服って、何の意味が?」
これもご縁だが、ここの母は、教育の本当の意味が
わかる人なので、ハウスしかないでしょう。

2008/03/15(土) 演奏会
昨日、ピアノを習いに来てくれている子二人
と一緒に大学の吹奏楽団の演奏会に行く。
一人の中学生は、とても上手な中学校の
吹奏楽部に所属しているので、この演奏が
どの程度のレヴェルかということもわかるらしい。
もう一人の女の子は、まだ6歳で演奏会が
初めてだ。どんな反応なのか、楽しみだった。
「わあ〜すごいねえ」本当に素直に
喜んでくれる。「テレビ見てるより、すごいねえ」
中学生の子と私が顔を見合わせて笑う。
可愛いのだ。初めての演奏会って、こんなだったのか
と思う。自分もシンバルを叩いたことがあるので
シンバルが気になったらしく、
「大きなシンバルをそうっと、叩いている」
「大太鼓が斜めになっていて、両手を使って
叩いている」
「細くで長い笛は、なあに?」
ディズニーのメドレーでは、「この曲知ってる」
そして、最後の古いディスコナンバーでは、
曲に合わせて手拍子、しかも、後打ち。
これには、中学生のYちゃんもびっくり。
二人のおかげで楽しい演奏会になった。
演奏自体は、「う〜ん」とYちゃんと
苦笑い。Yちゃんの中学校の方が上手なのだ。
しかし、優しいので「合わせる時間がなかったんじゃない?」
と言ってくれた。吹奏楽は、楽しいが難しい。

2008/03/14(金) 春が来る
雨が蒸発して、うっすら霧がかかったようになる。
春が来るのだということを毎日何か知らされている。
昨日は、青い空にぽっかり浮かんだ飛行機雲が
つつ〜と線になっていくのを見てそう思った。
15年も前のこと、そんな風景を見ながら
当麻へ行って、ミチルを預けてきた。
時々、あの頃にもどったらいいのにと
思うくらい、憎まれ口をきいたり、とんでも
ないことをしでかしたりするが、心の中に
生きているハウスの想い出は、大切な宝物。
子どもは、決して振り返らないけど
親は、いつも振り返ってばかりいる。
振り返って、可愛いかった幼児の頃の
想い出がなかったら、子育てなんて
やってられないではないか。
幸せな風景を沢山持っている私たち、ハウスの
親は、本当に「宝物」を持っているのだ。

そんなこんなであと4日。

2008/03/13(木) 恐怖のピアノ教室
前にニワトリ組の子に「そんな悪いことする子は、
特別クラスの黒ニワトリ組だわ。黒ニワトリの先生は
青野先生です」と叱ったことがあった。
しいんと静まりかえって、じっと見ている。
友達同士のもめ事がとんでもない方向に発展した
出来事は、小さくてもしっかりわかってもらわなければ
ならない。
それから、子どもたちの会話の中でどういう風に
噂になっていったのか、「黒ニワトリ」になった
悪い子は、青野先生のピアノ教室に行かなくては
ならないということになっていった。
そんなことになっては、大変とTOくんは、
「お母さん、いい子になるから、ピアノ教室には
行かせないで」とお母さんに訴えたらしい。
そんな話しで担任の先生とお母さんと3人で
おなかを抱えて大笑いした。
お母さんもたいしたもので「そうかい?いい子に
なれるのかね」と答えたそうた。
春から、登場しない私のことを
「黒ニワトリの先生だから、どこかで見てるかもしれない」
と言おうかなどと、悪い冗談でまた大笑い。
やんちゃもののTOくんが最近すっかり
目立たないのはそのせいか、と成長にびっくりもした。
大爆笑の個人面談で楽しく帰ってきた。

夜、携帯がなった。昔のピアノの教え子だ。
「先生、元気?実は、ママが死んじゃったの」
絶句。
15年近く、その家におじゃましてピアノを
教えていて、お姉ちゃんとその子、ママと
仲良くさせていただいていた。
私より4つくらい年上のママは、美人に成長した
娘二人が何よりも自慢で、娘の弾くピアノが
大好きだった。
無念だったと思う。わざわざ、私に電話をしてくれたのに
元気づけられる言葉もなくて、何もしてあげられなかった
自分が情けない気持ちだった。

2008/03/12(水) 社会人
娘が「週に5日もバイトしてる!」と威張っている。
今、大学は春休みではないか。バイトしなかったら
何も用事がなく、一日部屋にいるのか?
と思うとおかしくなった。
私にとって当たり前だったこと、つまり仕事をして
大学に行くことが娘には、そんなにつらいのかと思う。
私といえば、大学が休みの時には、ほっとして、仕事を
していた。今、本当に100%社会人に戻れたことが
うれしい。学生らしい若者を見ても、自分とは
全く別の世界の人間に見える。本当にほっとしている。
たまに、学生からメールがあっても、ものすごい
違和感があって、返信する気持ちにさえなれない。
大学は、もういい。
朝から晩まで働いている今がとても充実して
勉強もはかどる。そんなに学生であったことが
後ろめたかったのかというとそうでも
ないのだが、今は肩の荷がどうっと降りた気分だ。

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