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2008/08/31(日)
日本の映画とハリウッド映画
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「インデペンデンスディ」という映画を放映していた。 とにかく楽しいのでとりあえず見てもいいという感じ。 同じように災害(宇宙?)に立ち向かう映画に 日本映画で「日本沈没」という映画があった。 何回見ようとしても、見てる方が沈没するくらい つまらない。途中まで「インデペンデンスディ」に 良く似せている。しかし、そこまで成り得ないのだ。 何が邪魔しているのだろうと考えてみる。 首相がこんなセリフを言っている。 「なすすべもないものに対して、 自分ならどうするか。選択肢は色々あるが 何もしないという選択もあるのだ」 このセリフは、アメリカ人にはあり得ない。 日本人特有の死生観なのだと思う。 このセリフは、日本人である観客には実に納得 する言葉であるが、映画の流れを台無しにしている。 せっかく、草なぎくんがヒーローとして 描かれているはずなのに、半分余計なことの ような感情もわいてしまうのだ。 昔の「日本沈没」は、うろ覚えであるけど 最後のシーンで砂漠を走る列車のデッキに 立つ藤岡弘の哀しい顔が印象的だった。 祖国の大地はもう存在しないということを 言葉でなく、物語っていた。 どうして、あんなことになっちゃったんだろう。
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