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2008/08/07(木)
得たもの、失ったもの
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受け容れがたいコンクールの結果だったが Wくんの言葉に救われる。 「先生、ぼくたちにはないものが他の学校には ありました。技術の差というよりもそこの差だと ぼくは思います。」誰の胸にも頑張ったのに 結果が出なかったことが重くのしかかっていた。 「悔しい」とある生徒は口にする。 「自分が満足でよかった」ことが評価されないことが 重い事実として、残る。 しかし、なんと言っても原因は、指導者としての 私自身の指導力不足にある。 何もかも、不足していたのだ。 やり直したいくらいの強い後悔しか残らない。 選曲、音楽作り、音色作り、すべて間違っていた。 評価されなかったということだ。 生徒に申し訳なかった。 しかし、この子たちはずいぶん成長してくれた。 なんとも、素敵に育っている。 この子たちを裏切ってしまったのだと感じる。
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