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2009/10/27(火)
悪について
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大学でのレポートの中で印象に残るものに フロムの「悪について」についての 要約を書くというものがあった。 頭を悩ませながら、さっぱりさっぱり 進まずに、それでも何とか書き終えた。 あれは、何だったのだろうかと思う。 つまり、「悪」の定義みたいなもんだ。 最近、おぼろげに思うことは、 生きていくという方向性が「悪」を 指しているんではないかと思うことがある。 自分では支えきれないような大きな出来事が 起こるとする。自分自身に受けたダメージの あまりの痛みにその方向性を間違ってしまうことがある。 自分自身を失ってしまうこと。 自分自身を傷つけてしまうこと。 なぜかわからないけれどもそれは、とても魅力的なのだ。 「自暴自棄」 試験結果がどうであれ、意味のないことは人生に 起こらないのだ。受け入れることが「善」で あるに違いないけれど、それはずいぶん辛い道である。
今年も採用試験の結果が出た。 去年の私は、うれしかったというよりも ようやく終わったというほっとした気持ちだった。 あまりにも長かったからだ。 周りが本当に喜んでくれて、よかったなあと 思うのだけど、自分自身の気持ちとのギャップを 感じてもいた。 今年は仲良しのあやちゃんが受かって本当にうれしい。 何かお祝いをしてあげたいと思う。
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