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2006/01/24(火)
空へ
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今朝の底冷えは辛かった。
悲しい連絡が裕ちゃんからあったよ、、 スキー関係の男友達が、昨夜クモ膜下出血で突然亡くなったって。
昨年、とっちーがピアノを弾いてくれた裕ちゃんたちの結婚式で、 わたしたちは何年かぶりに顔を合わせた。 『京子さんは本当に変わってないね』 『哲也くんはなんだか立派になったよ』 と、少し照れながら笑い合った。 裕ちゃんたちとのスキー仲間であり、裕ちゃんの旦那さんの上司でもあり、 ユーモラスな乾杯の挨拶が、彼らしくあったかだった。
感情を押さえて亡くなった様子を伝えてくれる裕ちゃんの声はとても小さく聞こえて、 電話を切ったあと、、、 長い時間、わたしはただ呆然と椅子に座ったままでいた。 あの結婚式の帰り際、『また一緒に滑ろうね』 そう声を掛けるつもりが、バタバタとしてて言えないままやった。 《なんで、、、》 もう、わたしの声は届かない。
命は限りあるもの。
たとえ来世が訪れるにしても、 今、この命は今だけのもの。
この世に生まれてきて、出逢った奇跡。
尊いね、、、ひとつひとつの命。
目を閉じると、ぎゅ、と心が痛くなる。
寒い冬の日に旅立って行った友達、、、
ぎゅ、と心が痛くなる。
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