|
2007/02/15(木)
さぶーっ!
|
|
|
真っ暗な空からみぞれが落ちてきた。 寒い寒い一日やった。 温泉に浸かっとったのが、いきなりプールに放り込まれたみたいや。 それくらい身体に堪えるなぁ、この寒さ。
今夜は同級生と鍋をつついた。 空白の刻を埋めるかのように、喋る、喋る。 嬉しくって、8割はわたしが話していた。 真ん中に置かれた鍋は、勢いよくつつかれることなくぐつぐつ煮詰まって、 雑炊になったときにゃー、オソロシイくらいにしょっぱくなっていた。
あかんねぇ、これは食べれん。 お湯足す? そら、いかんやろ。
あまりのことに笑えた。
ぽっ、とあったかい時間。
幼稚園んとき一緒にミミズを掘ったね。
骨、折ったやん、鉄棒から落ちてさー。 お見舞いにバナナ持ってたんやよ、わたし。
置き去りにされた記憶が、ふっと戻ってくる。
暗い空から思い出が落ちてきた。
|
|
|