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2007/04/28(土)
おたまじゃくし
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どんだけ振りかに、チーズバーガーとフライドポテトを食べた。 ジャンクフードもたまにゃいいさぁ、旨い旨い。 自然食やとか、なるべくなら身体に優しい食べもんを食べたいなぁ、と思う今日この頃。 玄米を食べ、調味料までこだわって、そりゃーそれももちろんいい。 けどそやなぁ、わたしは幾つになっても『雑食人間』であろうと思う。 一般的に言う、良いモノ悪いモノを取り入れて、 場合によっちゃあ、毒をも消化しきってしまう、 そんな頑丈のようで、いい加減な、 胃袋=わたしそのものでありたい。
オギャーと生まれてから、わたしは優しい人たちに囲まれて、スクスクと育った。 それがどうや? 幼稚園に入った途端、なぁんやこれー!の衝撃。 いたいた、いたんやてー、いじめっ子。 っていうか、《いじめ》という言葉も解釈もチビっこいわたしのアタマの中にはなく、 足を引っ掛けられて転んでも、 かばんに落書きされても、 ただ胸がチクチクするだけで、擦り剥いた膝に赤チンを塗ってもらうだけやった。
それが、ちゃんとカタチになったのは小学校に入学してからや。 クラスにはアッコちゃんという女王様がいて、クラス全員がカノジョにひれ伏していた。 たちまち取り巻きってーのができて、何かかんか気の弱そうなコをとっつかまえては騒ぎを繰り返す。 そっ、それが、いじめ、というもんやった。 教室にあるオルガンはカノジョだけのもの。 それでも、みんなが一目をおくアッコちゃん。
そんなアッコちゃんが、ある日大泣きしたの、わぁーんわぁーんって。
それは体育の時間、ドッヂボールをやってる最中、 わたしの豪速球が、狙ったワケでもないのに、アッコちゃんの顔面を直撃! 次の瞬間、アッコちゃんはみんながビックリするぐらいに泣いたんやった。
(えぇ?アッコちゃん、泣くんやぁ、、、) 強いとばっかり思ってた女王様を前に、わたしはなんや不思議な感じがした。
(そっかぁ、強いばっかのコ、弱いばっかのコなんておらんぞ。)
8歳のわたしは思った。
いいモノ、わるいモノ、 強い、弱い、、、 いろんなものに出会うから、わかることがある。
《来るなら来いっ!》の精神、こんな昔から育まれてたんや。
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