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2007/06/14(木)
シンプルライフ
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振り返ることなく走り続けてきた人生、
鏡の前で振り返ってみたら、
あぁ、
我がお尻、、、
すごーいことになっていた。
《振り向くな振り向くな、後ろには夢がない》
時折つぶやくこの言葉、
ふっと浮かんで苦笑い。
先日、年上の知人から、
はい、と、けっこーな額の百貨店商品券をいただいた。
えぇ、なんでー？
わたしはその方にいつもお世話になるばっかで、
もし贈るとしたらわたしからその方へ、なのに。
聞けば、
この商品券、実はその方がどなたかにいただいたもので、
それをわたしに下さったということ。
『この歳になれば、必要なものは揃っている。欲しいものなどないよ』
お返ししようとするわたしに、
いいからいいから、と手を振られた。
しばし、呆然。
商品券をいただいた感謝の気持ちはもちろん、
それよか、
果たして自分が、もっと歳を重ねたときに、
その方のような心境になれるものなのかと、、
真っすぐ健やかに、その方は毎日を暮らしていらっしゃる。
わたしのこれから。
ひとつひとつの物事を丁寧に、大切に、
そのために余分なものを削ぎ落とし、
心の豊かさを求めていきたい。
少しずつ、そんな将来を思い描きはじめてはいるけど、
思うのは簡単。
カラダの真ん中に直球を投げられたような、
そんな出来事やった。
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