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2007/02/03(土)
私が怖かったです フー
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「ベッドで聞くお芝居」というチラシに惹かれ、西市民センターでシャルル・ペローの「親指こぞう」を見て、ウンニャ感じて来ました。
雰囲気を壊さない為か、50人の観客は、開演直前に一列に並ばせられてホールへ。真っ暗なホールの中にはナント小屋が出来ていて、室内には裸電球ひとつだけ。床にはチップが敷き詰められ、朗読者を囲むように50のベッドが.大人でも十分な大きさのベッドで、ちゃんと枕も毛布もありました.
むせかえるような木の香りの中、ベッドにもぐりこんだらスグにお話が始まって、観客(聞客?)はスグに物語の世界へ. といきたいところだけれど、アッという間に始まっちゃって、息子に何の注意(静かにしておいてトカ)も与えておらず、それにも増して気が気でなかったのは、始めに朗読者から「目を閉じて、耳を傾けてください」と言われて以来、ズット耳を本当に前に折って“傾けて”いる息子!あの無理な体勢がコノママ持ちこたえられるとも思えず、ワタシャ物語とは別の恐怖に悩まされ続けました.
お話を知っている人にはワカルと思うけれど、童話って結構残酷なモノも多くて、この物語もそうでした.子捨てや子殺し、その全てにまつわる音が、私達が寝ている真上や小屋の周りからして来て、怖かったのナンのって!
終わってから息子に「怖くなかった?」と聞くと、「全然」という返事. ああそうか、話を聞くだけではソノ場面を想像出来ないのがコノ子達だもんね.ウ〜ン、考えさせられちゃう.
この不思議なお芝居は、日曜日の11:00からと14:00にもあります.席(ベッド)数が限られているので当日OKかワカラナイけれど、興味のある方は聞いてみてネ.
本もモノのベッドだあ〜〜! 私なら、きっと眠ってしまうなぁ・・・。 しかし、その興行(?)は大量の寝具を搬入しなきゃなんないんだね。大変だ〜〜!!PA機器如きで、重いって根を上げてる《まんま》は、まだまだ甘いね!? いけがみ
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