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2005/11/16(水)
三丁目の夕日
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ただ、ひたすら、懐かしく、心温まる映画でした。 忘れていた、何かを、思い出したですよ。
あの頃、みんな、貧乏だったけど、人情はあったわね。 今みたいに、隣は何をするひとぞ、って感じはなかったです。
初めて、うちにテレビが来た日、電気冷蔵庫が来た日、それは、一家の一大イベントでしたからね〜。 すでに、小学生だったわたしも、その時のことは、鮮明に思い出すことができます。 そういえば、父も母も、一生懸命、働いてましたね・・・。 ちょっと、胸が痛んだです。
そんな、昭和33年の東京の下町が舞台です。 町並みは、みごとに再現されてました。 CGで、作ったそうだけど、たいしたもんです。 中心となる一家は、職種は違うけど、生活レベルは、うちと、似たり寄ったりだったから、感慨もひとしお! 今ほど、便利ではなく、町はごみごみとして狭く、エアコンも無く、冬は寒くて、それなのに、みんな、生き生きとしてたって思います。 ラストシーンの暮れなずむ下町の夕日が、今も、残像として心に残ってますよ。 しあわせだったんだな〜って、今さらながら思いました。
今とあまりに違う、あの頃の庶民。 私たちは、どこで、道を間違えたのかしら? それを、じっくり、考えてみようと思います。
お勧めの映画です。
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