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2005/02/24(木)
うちのおばばさま
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うちに80歳の母がいます。 戦争戦後を生き抜き、愛娘を亡くし、2度の手術を克服し、今また夫の痴呆という悲劇に耐え、それでも、自己中心を貫こうとする、なんとも、たくましい猛女であります。 常に自分が、主人公であろうとするので、わたしとの衝突は、避けようも無く、よく、ケンカしますです。 口は達者なのですが、ヒステリーなので、言ってることはメチャクチャ。自分でもなに言ってんのか、たぶん、理解はしてないですね。わたしは、冷静に対処しますから(相手が、興奮すればするほど冷めるいや〜なタイプなのだ!)ボキャブラリーも母よりは、豊富ですから、理路整然トウトウと、懇切ていねいに相手してあげます。 グッと言葉につまった母は、最後の手段にでてきますね。苦労、悲劇、病弱など、すべてをつめた印籠を、黄門さまよろしく高くかざし、態勢の立て直しを図ってきます。ようするに、泣き落としです。いかに、自分が不幸であるか、どんなに苦労してきたかを、アピールするんです。そこで、私が悪代官のように、ハハーっとひれ伏して見せれば満足するのでしょうが、そうは、いきませんですよ。 一緒に住んでるんですからね、そういつもホイホイ、ヨイショ、できませんです。はーい。
オニムスメ?は〜い、けっこうです。 オヤフコウモノ?そうで〜す。 なんとでも、好きに呼んでくださぁ〜い。
外は、冷たい雨がふってます。寒い!! 冬に後戻りしたな、こりゃあ。
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