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2005/04/07(木)
世界の中心で不満をさけぶ
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うちの母は、テレビが好きです。 ほかにすることも無いですから、仕方ないですけど、朝、テレビのスイッチ入れたら、夜、寝るまで、ついてますよ。演歌が好きで、特に、氷川きよしと森進一がごひいきです。ドラマは、「渡る世間・・・」が好き。ゴタクの多いドラマで、わたしゃ、嫌いですけどね。芸能界のこともよく知ってます。ワイドショーなんかも見てるんでしょう、あの女優が離婚したとか、この女優は歳とってぶさいくになったとか、これは、うれしそうに話すです。(おいおい、あんたも負けず、歳とってるんだよ!)で、テレビで仕込んだ知識を、まるで自分の発想のごとく、自慢げに話すですよ。うるさいです。
母は、おなじ話を、少なくとも3回はします。3回くらいなら、だまって聞いてやります。4回目はさすがに、「聞いた!もう、3回!」そのときは、ムッとした顔して黙りますが、しばらくすると、また、同じ事言い出すです。いや、言い出そうとします。最初の出だしで、「聞いたっ!」 母、ムムッとして、黙ります。険悪な空気が流れますですね。
年寄りという生き物は、皆んなそうなのかも知れませんが、自己中心ですよ。お茶ひとつとっても、「お茶、いるん?」では、気に入らない。「お茶、入れるね。」と言わなきゃ。このふたつの言い方は、びみょうに違います。前者は、お茶、いる?いらん?いらんのなら、入れん。後者は、お茶、入れるから、飲んで下さい。ワタシは根性悪いですから、わかってて、なんでも、前者の言い方を貫きます。 母は、不満だらけですよ。妹にはワタシの大悪口言ってるらしいです。でも、友達とか、親戚への電話では、ムスメがよくしてくれる、って、自慢してる。ワタシは、やさしい孝行ムスメになってます。見栄っ張りなんだからー!
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