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2006/12/15(金)
オバサン。
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カタカナで書くと、怖いものナシのパワフルな厚かましい中高年オンナを想像してしまう。 綾小路きみまろなんかが、オバサンをネタに笑いを取ってるけど、 「なによ、このヤロー」 と、ムカつきながら、つい、笑ってしまうわたしは、 多分、押しも押されぬ立派なオバサンなんだろう。 週刊新潮で、池田晶子さんが、それらの一群を、 「第三の性」と、称していた。 ボーボワールも真っ青である。 まさか、女の延長線上に、こんな女が出現してくるとは、思いもしなかっただろう。 「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」 続きがいりますね。 「そして、オバサンに進化するのだ」
デパ地下の売り場で販売員に、「わたしの方が先よ」と言うのも、 大音声のおしゃべりと共にランチを平らげ、しかる後、ぞろぞろと交代でトイレにたつのも、 ヨンさまの追っかけをするのも、 オバサンの一群である。 つまり、恥じらいが無い、ってか?
でも、ちょっと待って。 オバサンだって、女なのだ。 恥らうことが恥ずかしいのだと思ってもらいたい。 ある日、突然、気づく。鏡の中の自分に。 あ、いつの間に・・・。 そして、軽いショックの後に、開き直ってしまうのだ。 平均年齢を生きるとすると、人生はまだ先が長い。 男の目を意識して過ごす時期はとうに過ぎた。 変な恥じらいは、滑稽さにつながる。 きみまろのかっこうの餌食にされてしまうけど・・・ それでも、自分に正直に生きようではないか。
「オバサンだねぇ〜」 けっこう、毛だらけ、ほっといてちょうだい!!
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