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2006/12/25(月)
悲しき30代・・・
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娘の小学校の卒業文集。 十何年ぶりかに読んでみたが、これが、なかなか面白い。 特に男子と女子の違いである。 女子に比べて、男子のなんと幼いことか! そういえば、体も女子の方がずっと大きくて、運動会でのフォークダンスでは、女子に男子が振り回されてるように感じたものだ。 将来の夢。 これが、また、笑わせる。 女子はけっこう現実的に、 看護婦さん、保母さん、学校の先生、etc・・・ 男子は・・・ 総理大臣、科学者、宇宙飛行士、etc・・・ なんか、微笑ましい。 少年のような夢とは、よく言ったものである。
今、みんなどうしているだろうか。 33歳である。めぐり合わせの悪い年代で、この子たちは苦労している。 フリーターや派遣や契約社員の子は多い。 一部の勝ち組を除けば、似たり寄ったりではないだろうか。 娘夫婦も、水草稼業で、汲々としているようだが・・・。 この先、生活が楽になりそうな気配もない。
国はこの年代の子たちの将来を、どう考えているんだろう。 企業は今年たくさんの新入社員を入れたけれども、 新卒ばかりで中途採用は受け入れてない。 結婚もできない子も多い。 少子化に歯止めがかかるわけが無い。
先日、NHKスペシャルで、「ワーキングプア・努力すれば抜け出せますか」を観た。 あまりに厳しい現実に愕然とした。 そして、とても、悲しかった。 再チャレンジなんて、無理だ。
将来の夢を語っていた少年たちを、 なんとか救う道は無いのだろうか。
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