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2006/03/18(土)
こんな人が政治家だったらいいね。
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NHKで、 「その時歴史が動いた」ってのがある。 わたし、けっこう、観てます。 携帯でタクシーの運ちゃんをポカリと殴った、あのアナウンサーが司会してんの。 「今日のその時まで、あと、3日です」 とか、 「さぁ、みなさん、今日のその時がやってまいりました」 とか、大げさな言い方が鼻につくけど、番組は面白い。 この間、二宮金次郎をやってました。 アンコール放送だったのよね。 年度末は、アンコール放送なるものが多い。 忙しい時に、スタッフは助かり、経費節減になるわね。 見逃したわたしも、うれしい。
で、その二宮金次郎だけど、 何した人か、よくはしらなかったんです。 農業改革をした人ってことしか。 後は、ほら、小学校なんかに、銅像があるじゃない? 薪を背負って、お勉強してて、勤勉、節約の象徴的な存在の銅像です。 最近は、あまり見かけないけど・・・。
驚いた。偉い人なんです。 幕末に起きた江戸時代最大規模の災害、天保の大飢饉。 この時、全国の村々の救済に活躍したのが農民・二宮金次郎だったのよ。 独創的な手法で村々の復興を次々と成功させたのね。
それもだけど、わたしが感動したのは、この人は、 規則に縛られる役人達たちと対立しながら、瀕死の困窮民の支援に奮闘。 お役人って、今も昔も変わらないのよね。 融通がきかない。 前例が無いとか、書き付けがいるとか、上司に報告しなければ、とか言って、 今、目の前の窮状よりも、自身の保身や体面が大事なのよね。 その大きな組織と真っ向から、戦ったのよ。
ねぇ、今、日本には、こういう人が必要なんじゃないの? タイゾーくんも、この人の伝記でも読んで、勉強してもらいたいもんだわ。 出来ちゃった結婚してる場合じゃないわよ。 え?出来ちゃったじゃないの? 急に女にモテるようになっちゃって、デレデレしてて結婚に追い込まれたんと違うの〜? もっとも、次の選挙で、また、議員さまになれるかは、定かじゃありませんですよ。
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