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2006/05/27(土)
心の闇・・・?
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毎日、色んなニュースが流れてる。 っていうか、あふれてる。 犯罪も多い。子供が、被害者の場合、胸が痛む。 その犯人が、子供の時は、もっと、胸が痛い。 原因の分からない犯罪が多すぎるです。 そういう犯罪で、犯人が逮捕された時に、必ず言われる原因の一つに「心の闇」というのがある。 何?こいつらに、「心の闇」って。 心のブラックホールのことか? そもそも、「殺したいから殺した」というヤツに心があるのか? 「脳の闇」の間違いじゃないの? 使い方、間違ってない?
「かきくらす こころのやみに まどいにき」 これは、恋に悩む歌だ。 「人の親の心は闇にあらねども 子を思ふ道にまどひぬるかな」 これは、親が子を思って思い悩む歌。 源氏物語でも、桐壺が 「これもわりなきこころのやみになむ」
つまり、思い乱れて悩むことを闇に例えていう語なのよね。 犯罪者に、それも、簡単に人を殺めるというケダモノにも劣る人間に、「心の闇」があってたまるか〜!! 安易に使わないでほしいものです。
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