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2006/05/04(木)
ご近所の底力・・・葬式ネタは続きます。
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この団地に引っ越してきて、15年。 わたしは仕事してたし、付き合いなんて、ほとんど、無かったです。 最近、ワンコを通じてのお友達が出来たり、近所の人とかは、やっと、名前と顔が一致してきたって感じ。 立ち話なんかもできるようになったし、でも、その程度。 父が亡くなって、さて、誰に連絡しようか、と、思った時、 母とわたしの、何人かの自分の友人、それから、身内、親戚。 あらま、それ以外に、知らせる人、いないじゃない、って、愕然としました。 父の友人なんて、知らない。 わたしも知ってる父の友人なんて、とっくに、あの世です。 それに、父も、長く病んでたわけだし、年賀状だけの人に知らせてもいいものか・・・ 迷惑かも知れないし。 前は、街中、いわゆる商店街に住んでて、そこの組合とかの付き合いとかは、もちろん、あったけど、最近はさっぱり。 店があるから、組合には入ってるけど・・・。 だって、商店街の方も、代が変ってて、父のこと知らないんじゃないかなぁ〜。 やっぱり、迷惑かも・・・。 それとも、感じ悪いかなぁ? でも、結局、知らせなかった。 知らせる人の線引きって、なんて、難しいんでしょうね。
ま、身内と、何人かの親しい人とだけで、ひっそり、葬儀しよう、と考えました。 父は長く患ってたから、この団地にも、知り合いなんて無かったです。 だけど、お隣さんくらいには言っておかないと感じ悪いだろうなぁと思って、 朝、庭越しに、「父がゆうべ亡くなったんですよ」って言ったんです。 間を置かず、近所の班長さんがいらして、その後から、町内会長さん、老人会の会長さんがいらして、 通夜や葬儀を書いた紙を貼ってくださったり、配ってくださったり。 で、 ワンコ仲間や、近所の人が大挙して来てくださったです。 葬儀屋さんにマイクロバスを出してもらったほどでした。 とても、にぎやかになって、わたしも、嬉しかったけど、父も、喜んだだろうなぁ。 ありがたや、ご近所さん。 何かの時には、ご近所さん。 大事にしなくては、と思ったわたしでした。
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