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2006/09/19(火)
秋桜
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淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない 陽ひだまりに揺れている この頃 愚痴の多くなった母が 庭先で派手なクシャミする
縁側でアルバムを開いては 自分の若い日の思い出を 何度も同じ話 くりかえす 返事が無いから 大きな声で
こんな小春日和の 穏やかな日は あなたのうざさが 浸みて来る 出戻ってきた私に 病気も苦労も 自慢話に時が変えるよ 心配いらないと笑った
あれこれと母のアラ たどったら いつの日も不満が満ちている いまさらながら わがままな母に 唇かんでいます
もっと気を使えとの説教に しばらくはおとなしくしていたけれど 突然つばを飛ばし 親をかさにきて 何度も何度も愚痴る母
コノヤローの言葉をかみしめながら 耐えてみます わたしなりに こんな小春日和の穏やかな日は もうそろそろ、あなたの 子供は 勘弁してください
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