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2007/11/22(木)
細雪
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昔、読んだはずなのに、すっかり、忘却の彼方の「細雪」 この間、BS hiで、映画(監督は市川崑)するってんで、 ほな、観てみようか〜、 文豪、谷崎潤一郎の代表作でもあるし。 だけど、 とろりとろりな展開で、超退屈。
だけど、昔の映画(1983)なので、女優さんたち、若くて、きれいでした。
というわけで、 半分以上はウトウトしながら観ていたのだが、 途中で、「船場吉兆」なんていう店名が出てきて、 ガバっと目が覚めた。 今、騒動してるあそこやん! 前に死ぬまでに一度は行ってみたいと日記に書いた、あの吉兆!! http://diary2.fc2.com/cgi-sys/ed.cgi/masako2354/?Y=2007&M=9&D=14
スゴイ!! 谷崎文学に出てくるなんて、スゴすぎ! 老舗中の老舗なんだぁ! ズルするなんて、これも時代かねぇ。 て、そんなところに変に感動したです。 わたし的には、ここでしたね。クライマックス。爆!!
会見で、「ご先祖様に申し訳ない」って言ってたの聞いて、 「おいおい、謝るんならお客様だろうが〜」って、思ったけど、 そりゃそうだろうなぁと、妙に納得してしまった。
ところで、 やっぱり、これは、小説読んだ方がいいんだろうな。 というわけで、ちょっくら、引っ張り出して読んだんだけど、 これって、 文章の美しさを、愛でる小説なんだと思う。 絵巻物といえば、そのとおりな小説で、 クライマックスとか、無いし。 映画にするのは、止めた方がいいと思ったね。
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