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2007/12/01(土)
今、寝る前に読んでる本は・・・
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平岩弓枝の「御宿かわせみ」 前にも読んだのに、半分以上は忘れてる。 文庫で32巻まであって、今、23巻目。 寝床で読むのにちょうどいい本なのです。
江戸の捕り物帖的なものなんですが、 これが、食べ物がよく出てくるのですよ。 池波正太郎なんかも、食事の場面がよく出てくるけど、 そこは、さすがに作家さん。 描写が、めちゃくちゃ、美味しそうなんだわ。 ヨダレが・・・。
寝る前なのに、これは、きつい!! もう、拷問ですよ。
たとえば、こういう文章。 板前が手早くおろした鯛の刺身を、わさび醤油にひたして飯の上に並べ、上からぱらぱらと胡麻ともみ海苔をふりかけたのを、東吾は半分はそのままで食べ、残りはお茶漬けにする。大根の浅漬けは鉢にたっぷり盛り上げて…云々。
食いしん坊な作家にはかなわん!!
というわけで、 夜中にごそごそ、まるでネズミのように、冷蔵庫をあさるワタクシ! 胃もたれの朝を迎えなければならぬという、 悲しい宿命を背負って・・・。
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