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2007/05/12(土)
今年は中原中也の生誕100年だったらしい。
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誕生日は先月の29日。 今日になって、新聞で知ったのだ。 10代の頃、泣きながら読んだっけ。 いったい、何が悲しかったんだろう。 全然、覚えていない…
汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪のふりかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹きすぎる
汚れつちまつた悲しみは たとへば狐の皮裘(かはごろも) 汚れつちまつた悲しみは 小雪のかかつてちぢこまる
汚れつちまつた悲しみは なにのぞむことなくねがふなく 汚れつちまつた悲しみは 倦怠(けだい)のうちに死を夢む
汚れつちまつた悲しみに いたいたいしくも怖気づき よごれつまつた悲しみに なすところなく日は暮れる・・・
30歳で亡くなった中也の23歳の時の詩だよなぁ〜。 かなわんなぁ〜。 ボキャブラリーの貧弱な私は多くは語れない。 久々に全文を読みました。 涙のかけらも出ないわたしなのでした。 ボキャブラリーだけじゃないな。 感受性も超貧弱なわたしなのでした。
あーあー、もう、寝よう・・・
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