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2007/09/25(火)
むかし、むかし、、、
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世界がまだ、人間も動物もが助け合って暮らしていた頃、 ある険しい山の中で、やせ衰えたおじいさんが、行き倒れておりました。 雪の舞う寒い日でありました。 そこに、クマ、キツネ、ウサギがやってきました。 3匹は話し合って、お爺さんのために、食物をさがしてくることにしたのです。 クマは、川から魚を獲ってきました。 キツネは木の実をさがしてきました。 でも、 ウサギはなにも見つけることができなかったのです。
ウサギは枯れ木をさがしてきて、お爺さんに焚き火をしてくれるように頼みました。 焚き火の火が燃え上がった時、 「おじいさん、わたしを食べてください」 ウサギはそう言って、燃え盛る火の中へ身を投げたのでした。
ウサギの魂は月に登ったのでした。
ウサギは自らが犠牲になることで、飢えた人に食べられて、 そして、神になったのです。 出来ないことです。 人のために苦しむことが出来るだけでも、 そのウサギに近づくことが出来るでしょう。
今夜はお月見ですね。 たまには、澄んだ心になって、 月を眺めてみましょう。
坊主みたいな話を書くな? ごもっとも。 パクリでございます。 くわしくは、手塚治虫の『ブッダ』をどうぞ〜(^^)
月月に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月
今夜は、観月の茶会に行ってまいります。 まずは、お楽しみですわ〜♪
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