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2007/12/11(火)
好きな人に会いたくなる映画
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今日はは映画の上映会に参加した。 上映された映画は『初戀』という高校生の男の子をめぐる同性愛がテーマの作品だ。 すでにご存知の方も多いだろう。 同性婚やカミングアウトなどかなり深刻なものがテーマとなっているがストーリーは限りなく明るくてシンプルだ。 カメラアングルも斬新。 とてもインディーズとは思えない上質な作品だった。 主役の高校生役は同性愛雑誌のモデルさんがつとめておりそのプロでない稚拙な演技がかえって見るものにある種の臨場感をもたらした。 特に自分の性癖を打ち明けられなかった男の子がまわりのゲイの仲間に触発され最後に思い切って自分もホモなんだという事を打ち明けその瞬間に泣いてしまうところが感動的だった。 プロの演技者なら上手過ぎて白けていた事であろう。 その時、年上のゲイのひとりが 『君は今時の子なんだからホモとは言わずゲイって言うんだよ』 と諭す所が印象に残った。 ホモではなくゲイと言うんだ。 おじさんは一つ勉強になった。 ここではこれ以上の詳しい内容を紹介する事はあえて避けるけれどこの映画の感想を一言で言うならば見終わったあと好きな人に無性に逢いたくなる映画であったという事だけ申し述べておこう。
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