マスターのひとりごと
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2007/07/04(水) のみ
我が家の愛犬にのみがいた。
それも半端な数ではなく。
白い毛のためよけいはっきりと見えるのだ。
両手で毛をかき分け地肌をさらしてみたら毛根にびっしりと芥子の実がまぶれたみたいに卵が附着していた。
さっそく蚤取りシャンプーを買って来て全身洗ってやった。
普段ならシャンプーすると及び腰になって逃げ惑う犬なのだがこの時は目を細めからだにかかる水を気持ち良さそうに浴びていた。
よほど痒かったのだろう。
ぐったりした白い毛から水が滴り落ち,それと同時に死んだのみがぱらぱらと地面に落ちて行く。
それは予想を遥かに上回る数であった。
しかしこんな事では完全にのみの駆除はできておらず毛が乾いた頃にはすでに犬は前足で耳の裏あたりをしきりに掻いていた。
こうなれば根比べ。
徹底的に駆除してやろうと俺の闘志が燃えた。


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