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2008/04/21(月)
再会
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初夏を思わせる陽気の今日、『前川清と梅沢富美男』のジョイントコンサートを見て来た。 NHKのBSで月イチで放送されている『皆様劇場』が大好きな俺はぜひともこの舞台を見たくて今日はその念願が叶った訳だ。 内訳は『一幕劇』と歌謡ショー、そして舞踊の三部構成になっており文句無しに笑わしてくれた。 それにしても梅沢富美男のあの面白さはなんだろう。 ちょっとした間がなんとも言えず滑稽だ。 それに声がいい。 ああいうのを舞台ばえする声というのだろうか。 前川清もいい味をだしており 『圭子という名前にはいまだに反応してしまう』 とか 『宇多田ヒカルを他人とは思えない』 などと際どいセリフを淡々とかましてくれる。 しかし今日の一番の驚きは俺が座った席の真後ろにかつて俺の店で働いていた子が座っていた事だ。 彼は今は県北で鯉の養殖の仕事をしておりこんな演歌のコンサートに来るような子ではない。 いぶかしんだ俺にその子は 『前川清は大の鯉好きでうちのおとくいさんなんだ。そのお返しにここらあたりの席は全部うちの店が買い占めてるんだよ。』 と答えた。 見ると俺一人をのけてぐるりは職人さんのような団体ばかり。 プレーガイドで入手した俺の席だけ鯉屋さんが買わなかったのかなぁと思いつつこんな偶然の再会を楽しんだ。 なんとも不思議な一夜だった。
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