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2009/09/23(水)
勇退
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俺のテレビは昭和56年から使用している超レトロな代物だ。 生まれて始めて一人暮らしを始めた時に父が埼玉の小さな電気屋で買ってくれたヤツがいまだに健在なのだ。 その父も他界して20年。 今や俺が、テレビを買ってくれた時の父の年を超えようとしている。 途中、何度かの引越しをし、その都度 『こんどこそ買い替えよう』 と思いながら現在に至っている。 しかし一向に壊れる気配がないのだ。 28年以上使用できるテレビなんて凄いの一言に尽きる。 昭和56年と言えばよほどの金持ちをのぞいて家庭用ビデオなど普及していない時代であったが今ではビデオを通り越してブルーレイなどというとんでもないものが一般に出回っている。 テレビも俺と共に幾星霜をへてきているわけだ。 あと二年。 こうなればデジタル化になってお役御免となり勇退するその日までがんばってもらいたいものだ。 下手をすると俺のほうが先に勇退するかもしれないが、、、
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