マスターのひとりごと
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2010/08/06(金) 8月6日
8月6日。
今日も朝から30度をこす猛暑の中、自転車をこいで、プールに行った。
百日紅の枝が撓い、ゆるやかな蛇行をくり返す自転車道の先にキラキラひかる海が見える。
そこから空に向けてもくもくと入道雲が湧き出ており、見上げた空は真っ青だ。
65年前の今日もきっとこんなふうに、無心で自転車をこいでいる人や木陰で涼を取る人がいた事だろう。
そんな人々の頭上に抜けるような青空の上から世界史上、人類史上始めての原子爆弾が降って来た。
爆心地からたちのぼるキノコ雲は15000メートルにも達しその先端はこれ以上伸びる事ができず水平になっていたという。
人々の無心な暮らしは一瞬にして文字通り雲散霧消してしまったわけだ。
南京の大虐殺や、従軍慰安婦問題も忘れてはならない世界的恥部だろう。
しかし、この真夏の惨劇に比べたらものの数ではないような気がしたのは俺が哀しいほど青い空の下で、平和に自転車をこいで走っているからだろうか?


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