監督からの一言
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2006/11/22(水) 足裏の活性化
足裏は全体重を支える非常に大切な部位ですが、比較的メンテナンスがしっかりとされていないことが多い部位です。地に足が着いている選手はその力を全身に伝えることが非常にうまくできます。地に足がついた状態は打者の構えの段階で、イメージすると分かりやすいと思いますが、どんなにしっかりと静止していると思えても、実際は足の裏の筋肉群がすごい勢いで微かな運動を繰り返しているのです。そのため、足の裏の筋肉を十分に目覚めさせておくことを日ごろから心がけましょう。自分の足の裏をもんだり、たたいたりして活性化したり、指の曲げ伸ばしをして筋肉の反応を見たりしてみて下さい。10分ほど足裏の活性化をしてから、立ってみると感覚が今までと違うことに気づくと思います。コア・ブロードマッスル(背骨に繋がっている各所の筋肉群)を総動員できれば、しなやかで強大な力を生むことができます。そのスタートが足裏なのです。

2006/11/08(水) 深層筋と深層意識
 運動神経が無いとか悪いという表現をする人がいますが、それは走る、投げる、打つ等の基本的な運動をするための神経回路が間違ってプログラムされている状態を言っているのでしょう。
そのため、一生懸命頑張って練習してもなかなか上達しないばかりか、ケガをしてしまう事もあります。
では、この悪循環を断ち切るにはどうしたら良いでしょうか?
それは、神経回路プログラムの組み直しをすることです。間違ったプログラムは主に表層筋に組み込まれています。小・中学生で結果だけを求めると、早熟の選手がいわゆる表層筋にたよる馬力だけでプレーをし結果を出すので注意されない。又は指導者がその間違ったプログラムを理解していないため、やればやる程悪い癖を身につけ、いわゆる潜在意識にたたき込まれ、後で肩を傷めたり、将来的には通用しない投げ方をしてしまいます。
 そこで、そうなってしまった人は神経回路プログラムを組み直すべく正しい知識を身に付け間違ったプログラムの入っている表層筋を出来るだけ使わず、深層筋をしっかり意識して正しい動きをイメージし深層筋に覚えさせていきます。ここで大切なのは表層筋を働かせないためにサトル・ムーブメント(微かな動き)でトレーニングすることです。これを繰り返すことによって神経回路プログラムの組み直しが出来、運動神経が良くなってきます。これにより、無理の無いしなやかな動きを獲得しましょう。

先日、2006年ドラフト西武2順目指名された 朱選手(中部大一高)とお会いしました。朱選手の筋肉はとても柔軟でした。それで144km/hのスピードボールを投げるのです。いかに深層筋が優れているのかがわかります。朱選手は今回加圧トレーニングに取り組み入団までに150km/hまでもって行くそうです。可能な数値です。努力すれば結果はついて来ます。


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