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2009/01/05(月)
新年の目標
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あけましておめでとうございます。 新年を迎え、目標設定を明確にしましょう。 3年生は高校へ向けてラストスパート。 2年生は最終シーズンに向けこれまで以上に気合を入れて練習に取り組む。 1年生は後輩が入るまでには中学生としての体力づくりをしっかりしておきましょう。 新チームの勝率はかなり高かったものの、課題は多く見つかっていると思います。 今のままで良いと思っていては他チームの選手に抜かれるばかりです。中学生最後のシーズンを悔いなきものにするためにも、今から努力し続ける事が必要かと思います。 1月2月の内に徹底的に体力強化を図りたいと考えています。 体力には、行動体力と防衛体力がありますが、ここでは行動体力を要素別に見ます。 大きく分けて、筋力(腕立て・腹筋・背筋等)、全身持久力(持久走・長距離走等)、調整力(反復横飛び・ジグザグ走・片足立ち等)、柔軟性(ストレッチ等)これら全てをトータルで体力というのであり、技術力UPもこのような要素全てに於いてバランスよく向上して行くことが必要とされています。この辺りをしっかり冷静に理解して取り組む事が必要です。 技術に対する理論はそれなりに理解してきていると思います。ただ、それが理解通りに身体を動かしているかと言うとそうではないのが現状です。それに対する対応策として体力の向上が技術向上の一番近道と判断して、現在練習を行っています。 約1ヶ月行ってみた感想としては、やっただけの成果は出るだろうという感想です。残り2ヶ月をどう取り組むかで、その成果は大きく変わります。又、トレーニングには、反復、継続性の原則というものがあり、繰り返し、繰り返し行っていくことで効果が出てくるということを理解して取り組んでください。そして、体力を付けていく事が技術向上に直結しているということを意識して練習に励んでください。 体力不足は野球をやる上でも無理な動作に繋がってしまうことも多くあります。あくまで体力と言うのは、持久力、瞬発力、調整力、アジリティー、柔軟性、筋力 これら全てのことであり、特に力を入れている、股関節、肩関節の柔軟性を含めたバランス(体幹の強さ)は、今、どのスポーツでも必要不可欠とされています。これは、関節の可動域が広ければ、それだけ怪我もしにくくなりますし、技術的部分でのパフォーマンスは上がると認識しています。 また、栄養面においても食生活をしっかりする事により、バランスの良い体の基本が出来上がります。 そして、休息もしっかり取って下さい。 練習、食事、睡眠 これら全てをバランスよく行うことにより、バランスの良い身体は出来上がってくるので、日常生活を規則正しく行うようにして下さい。 日常生活が不規則でほとんど身体を動かさず土日だけ練習では、どうしても怪我をしやすくなってしまいます。よく大人が急に運動会などで走って肉離れをしたり、週末ゴルフへ行ってギックリ腰になったりという話はよく聞きます。これは、急激に普段使用していない部位に負担がかかるためおこるのが原因だと考えられます。怪我をしたら、決して無理をしてはいけませんが、逆に怪我をしないような準備は、普段の日常生活に於いて、たとえ1時間でもいいので毎日トレーニングをしたり、栄養、睡眠をしっかりとるといった事もしていく事により防ぐ事が可能です。体力には個人差があるため、全体練習では物足りないと感じる選手や、きついと思う選手はいると思いますが、無理はしないよう、しかし、自分自身に厳しく行って欲しいものです。 また、きついと思われる種目は特に日常でも補うようなトレーニングをして欲しいものです。 知らないうちに練習メニューについていけるようになったり、もっと練習したいと思えるようになれるよう、日々トレーニングに励んでください。 このオフシーズンの取り組みが、春先の大会に大きく成果として残せるためにも、今頑張ってください。又、近いところで言えば2009年最初の練習を1月10日に行いますが、年末にも伝えましたが、最低でも年末の体力基準だけはキープして参加できるよう準備してきてください。 それは何のためか? 一つは12月に一ヶ月間行ってきた練習を無意味にしないためにも反復・継続して欲しいということと、体力を付ける事が、技術力向上に繋がって行くこと。 また、苦しい事を乗り越えるという精神力の強化にも繋がっているということをしっかり理解して、意識して行える選手になってください。 精神力(心) 技術力(技) 体力(体) バランスの取れた素晴らしい!と言われる選手を目指し、今年一年頑張りましょう。 頑張っただけ結果として個々に、チームに 繁栄されます。新年の新鮮な気持ちを大切に1年間頑張りましょう。
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